DX推進 埼玉 令和8年度 受付中

令和8年度戸田市DX推進補助金

デジタル技術を使って業務の効率化や生産性の向上を目指す取組に、補助対象経費(税抜)の2分の1、上限50万円を補助する戸田市の制度です。市内に本店があり、1年以上続けて事業を営んでいる中小企業者・小規模企業者(個人事業主を含む)が対象になります。

補助上限額
上限50万円
補助率
1/2
公募状況
令和8年度 受付中2026年4月1日から受付/申請額が予算額に達した日をもって終了

公式サイトの記載を 2026.08.10 時点で確認しています。

この補助金は、どんな制度か

DX化によって市内の中小企業等が続けて成長できるようにし、市内経済の活性化につなげることを目的にした制度です。対象になるのは「自社の課題解決策としてDXに取り組む事業」で、デジタル技術を活用して業務の効率化や生産性の向上といった経営課題の解決を目指す取組が想定されています。補助率は補助対象経費(税抜)の合計額の2分の1、上限は50万円で、1,000円未満の端数は切り捨てられます。1事業者につき1会計年度あたり1回限りです。

対象になる経費は5つの区分と「その他」に分かれています。データやデジタル技術の活用に必要なITコンサルティング費用(専門家への謝金など)、ビジネスモデル等の変革に必要な自社のサービス・製品の開発費(外注費、原材料費など)、業務プロセス等の変革に必要なシステム導入費(外注費、ソフトウェア購入費、機材購入費など)、システム使用料等(ソフトウェア使用料、クラウドサービス利用料。導入月から起算して12か月分)、DX人材教育費(講座受講料、講師謝礼・講師派遣旅費など)です。月額で払うクラウドのサービスは12か月分がまとめて見てもらえます。年度をまたぐ場合は当該年度と翌年度の両方で手続きができますが、翌年度の予算が成立することが条件です。

対象外の線引きははっきり書かれています。人件費、システムの保守・管理等を主たる目的とした経費(トラブル対処、SEO施策、ヘルプデスクなどのサービス関連経費)、設備の設置等に伴う増改築、ECサイトの構築やホームページの制作を自社で行った分(ソフトウェアの購入等は除く)、新規事業の立上げ(開業)に必要な備品としてのハード・ソフト・システムの導入費、広告宣伝費および広告宣伝に類する経費、賃料・光熱水費・通信料・消耗品・手数料・保険料といった事業運営の経費、関係する企業や団体・代表者の3親等以内の親族からの購入や譲渡・リースは、いずれも対象になりません。ただしFAQでは、SEO施策そのものは対象外でも、SEO対策を効果的に進める目的で導入するシステムやAIツールの導入費用は対象になると説明されています。

受付は2026年4月1日から始まっていて、締切日ではなく予算の枯渇で終わる形です。予算額5,000,000円に対し、2026年7月30日時点で申請済額が2,233,000円、残額は2,767,000円と公表されています。交付申請の受理は不備のない書類を提出した順で、提出から交付決定(不交付決定)までは概ね2週間程度が想定されています。

経費の時期にも条件があります。対象になるのは当該事業年度の4月1日以降に発生した経費(消費税および地方消費税は除く)で、年度内に事業と支払いを完了させ、交付決定後、3月10日頃までに実績報告を提出することになっています。国・県・その他各種団体等の他の補助金と重複する事業は対象外です。

補助の仕組み

もらえる補助額(最大)
50万円
自己負担の割合
5割
補助率 1/2
試算イメージ|対象経費が ¥100万円 の場合※補助を上限まで受け取る例
補助される(もらえる)¥50万円 自己負担(払う)¥50万円

かかった経費のうち 補助率(1/2) の分が補助され、残りが自己負担です。補助額は 上限50万円 が上限で、上限を超えた経費は自己負担になります。

どんな費用に使えるか

ソフトウェア・クラウド:対象
パソコン・周辺機器:条件つきで対象 条件つき
機械・設備:記載なし
ホームページ・EC:条件つきで対象 条件つき
広告・宣伝:対象外
展示会・販路開拓:記載なし
専門家への謝金・コンサル:対象
外注・委託:対象
研修・人材育成:対象
人件費:対象外
店舗改装・内装工事:対象外
車両・運搬具:記載なし
原材料・試作:条件つきで対象 条件つき
通信費・利用料:対象外
  • ソフトウェア・クラウド:システム導入費のソフトウェア購入費、システム使用料等のソフトウェア使用料・クラウドサービス利用料(導入月から起算して12か月分)が対象
  • パソコン・周辺機器:システム導入費の例として機材購入費が挙がっているが、新規事業の立上げ(開業)に要する必需品としてのハードの導入費は対象外
  • ホームページ・EC:ECサイトの構築やホームページの制作を自社で行った分は対象外(ソフトウェアの購入等を除く)。SEO施策そのものも保守・管理業務にあたるとして対象外だが、SEO対策を進める目的で導入するシステムやAIツールの導入費用は対象
  • 広告・宣伝:広告宣伝費および広告宣伝に類する経費は対象外。紙媒体やメディアのオフライン広告に加え、ディスプレイ広告、リスティング広告、動画サイトやSNSのオンライン広告も該当する
  • 専門家への謝金・コンサル:コンサルティング費用として、データやデジタル技術の活用に必要なITコンサルティングに要する経費(専門家への謝金等)が対象
  • 外注・委託:サービス・製品開発費やシステム導入費の例に外注費が挙がっている
  • 研修・人材育成:DX人材教育費として、自社のDX人材の育成・教育に必要な講座受講料、講師謝礼・講師派遣旅費等が対象
  • 原材料・試作:原材料費はサービス・製品開発費の例として挙がっており、自社のサービス・製品の開発に必要な範囲。消耗品の購入費は事業運営に要する経費として対象外
  • 人件費:人件費は補助対象外と明記されている
  • 店舗改装・内装工事:設備の設置等に伴う増改築に要する経費は対象外
  • 通信費・利用料:通信料は賃料・光熱水費などと同じく事業運営に要する経費として対象外

チェック=公式に対象と書かれている費用/三角=条件つき(上の注記をご確認ください)/バツ=公式に対象外と書かれている費用/横線=公式サイトに記載が見つからなかった費用。枠や申請類型によって範囲が変わります。最終的な可否は公募要領でご確認ください。

もし、この制度を使うなら

たとえば、戸田市内に本店がある従業員10人ほどの加工業の会社が、受発注と在庫の管理を紙とExcelで回していたとします。クラウドの生産管理サービスを契約し、初期の設定とデータ移行を外部の会社に頼む。導入の外注費が40万円、サービス利用料が月2万円で12か月分の24万円、税抜合計64万円という組み立てなら、補助対象経費の2分の1にあたる32万円が補助され、上限50万円の範囲に収まります。手元から出るのは残りの32万円(税抜ベース)という計算になります。

この制度はDX人材教育費も対象に入っているので、ツールを入れて終わりにせず、社内で使いこなす人を育てる講座の受講料まで、ひとつの申請にまとめられます。一方で、保守・管理を主な目的とした費用は外れます。見積書を「導入の作業」と「導入後の保守」に分けて出してもらうと、どこまでが対象経費なのかを自分でも確認しやすくなります。

準備の面では、完納証明書が市役所2階の収納推進課で取れること、履歴事項全部証明書は発行後3か月以内であることを、先に押さえておくと動きやすいかもしれません。実績報告では領収書や振込明細の写しに加えて、導入前後を数値で比べた成果報告物が要ります。着手する前に、いまの作業時間や処理件数を測ってメモしておくと、報告のときに数字を探し直さずに済みます。

こんな会社におすすめ 戸田市内に本店がある紙とExcelの管理を変えたいクラウドのサービスを試したい社内の教育もあわせて進めたい数十万円規模の投資を考えている

※ MONOSASHI編集部による活用イメージです。実際の対象可否は公式サイトでご確認ください。

対象になる会社

  • 中小企業基本法第2条第1項に規定する中小企業者、または同条第5項に規定する小規模企業者(個人事業主を含む)であること
  • 市内に本店(個人事業主の場合は主たる事業所)を有すること。個人事業主は住民基本台帳法の規定により戸田市の住民基本台帳に記載されていること
  • 補助金の交付申請の日において、市内で1年以上継続して事業を営んでいること
  • 市税等に滞納がないこと
  • 発行済株式の総数または出資価格の総額の2分の1以上を同一の大企業が所有している中小企業ではないこと
  • 発行済株式の総数または出資価格の総額の3分の2以上を大企業が所有している中小企業ではないこと
  • 大企業の役員または職員を兼ねている者が、役員総数の2分の1以上を占めている中小企業ではないこと
  • 暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律に規定する暴力団等と関係を有していないこと
  • 風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律に規定する風俗営業を行っていないこと
  • 大規模小売店舗立地法の対象となる施設を有していないこと
  • 中小小売商業振興法第4条第5項に規定する連鎖化事業を行っていないこと(連鎖化事業者から独立した運営および資本により営業を行う者、行おうとする者は除く)
  • 他の補助金等の交付を受けて補助対象事業を行っていないこと
  • 社会福祉法人、医療法人、特定非営利活動法人、一般社団・財団法人、公益社団・財団法人、学校法人等は中小企業基本法上の中小企業に該当しないため対象外

※ すべての条件を満たす必要があります。判断に迷うときは実施機関の窓口にご確認ください。

対象・実施機関

対象
中小企業基本法第2条第1項に規定する中小企業者、および同条第5項に規定する小規模企業者(個人事業主を含む)。市内に本店(個人事業主は主たる事業所)があり、交付申請の日において市内で1年以上継続して事業を営み、市税等に滞納がないことが必要です。
対象地域
埼玉県戸田市
実施機関
戸田市 経済戦略室

申請前に知っておきたい注意点

  • 対象になるのは当該事業年度の4月1日以降に発生した経費。令和8年3月に導入・支払いをしたものは前年度のため対象外で、令和8年3月に契約して4月に導入・支払いをしたものは対象
  • 前年度に支払った前金(手付金)は対象外で、令和8年度中の支払分のみが対象経費になる
  • 年度内に事業と支払いを完了させる必要がある。分割払いの場合は年度内に支払いを終え、実績報告を行った分のみが対象
  • 交付決定を受けた後、3月10日頃までに実績報告を提出する
  • 補助金の交付は1事業者につき1会計年度あたり1回限り
  • 国、県またはその他各種団体等の他の補助金と重複する事業は対象外
  • 申請額が予算額に達した場合、達した日をもって受付終了。交付申請の受理は不備のない書類を提出した順
  • 本店登記が市外にある場合、本社機能が戸田市にあっても対象外
  • 申請時より補助対象経費が増額となった場合は交付決定時の補助対象経費で、減額となった場合は実績報告の金額で補助金額を算出する
  • 実績報告では領収書または支払いを証明する書類の写しが必要。請求書、見積書、クレジットカードの請求明細書は該当しない
  • 補助対象者と関係する企業・団体、代表者の3親等以内の親族からの購入、譲渡、リースに要する経費は対象外
  • 完納証明書は納税証明書と混同しやすいので注意する

申請の手順

  1. 計画をまとめる

    自社の課題とデジタル技術での解決策を整理し、見積書を取る。経営計画書兼補助対象事業計画書と経費明細表を作成する。対象事業費は税抜金額で書き、事業計画は具体的に記載する

  2. 交付申請

    交付申請書、経営計画書兼補助対象事業計画書、経費明細表、見積書、完納証明書などをそろえて戸田市経済戦略室へ提出する。不備のない書類を提出した順に受理される

  3. 審査と交付決定

    書類の提出から概ね2週間程度で、交付決定または不交付決定の結果が届く

  4. 事業の実施

    交付決定を受けた内容で導入や受講を進め、年度内に事業と支払いを完了させる

  5. 実績報告

    補助事業等実績報告書、内訳調書、実施を証明する書類、支払いを証明する書類の写し、成果報告物、口座振込払依頼書を提出する

  6. 補助金の受け取り

    口座振込払依頼書で指定した口座へ振り込まれる

スケジュール

  • 申請受付開始2026年4月1日(水曜)
  • 受付終了申請額が予算額に達した日
  • 予算額5,000,000円
  • 申請済額2,233,000円(2026年7月30日時点)
  • 予算残額2,767,000円(2026年7月30日時点)
  • 交付決定申請書類の提出から概ね2週間程度
  • 実績報告の提出交付決定を受けた後、3月10日頃まで

※ 日程は変更されることがあります。最新の締切は公式サイトでご確認ください。

申請前に準備するもの

  • 補助金等交付申請書(指定様式)
  • 経営計画書兼補助対象事業計画書(別記様式)
  • 経費明細表(別記様式)
  • 見積書等、補助対象事業の内容および金額が分かる書類
  • 市税等に未納がないことを証明する書類(3か月以内に取得した完納証明書等。市役所2階の収納推進課で取得可能)
  • 許認可証の写し(営業許可、建設業許可 等)
  • 発行後3か月以内の履歴事項全部証明書(法人)/発行後3か月以内の住民票の写し(個人事業主)
  • 税務署の受付印のある個人事業の開業・廃業等届出書の写し(個人事業主。法人は不要)
  • 直近の決算書の写し(法人)/直近の確定申告書の写し(個人事業主)。直近1年間の売上高および売上総利益が確認できる部分

よくある質問

交付申請書類を提出してから交付決定(不交付決定)までどのくらいかかりますか

概ね2週間程度を想定しています。

すでに導入したものも補助の対象になりますか

当該事業年度の4月1日以降に発生した経費が対象です。令和8年3月に導入・支払いをしたものは前年度のため対象外、令和8年3月に契約して4月に導入・支払いをしたものは対象、令和9年3月に契約して4月に導入・支払いをする予定のものは次年度のため対象外になります。

前年度に前金(手付金)を支払い、当該年度に事業を実施した場合、前金は補助対象経費になりますか

前金は対象外となり、令和8年度中の支払分のみが対象経費になります。

完納証明書はどこで取得できますか

戸田市役所2階の収納推進課で取得できます。納税証明書と混同しやすいので注意してください。

申請時の補助対象経費の金額と実際に購入した時の金額が異なっていても大丈夫ですか

事業計画書の段階から増額となった場合でも、交付決定時の補助対象経費により補助金額を算出します。減額となった場合は実績報告の金額に基づいて算出します。

本店登記は市外にあるが、営業実態として本社機能は戸田市にある場合は対象となりますか

市内に本店(登記)を有することが要件となるため対象外です。予算も限られているため、戸田市に地場を置く事業者への支援を目的としています。

売上増加を目的としたSEO施策は対象となりますか

SEO施策そのものは一般的に保守・管理業務に該当するため対象外です。ただし、SEO対策を効果的に進める目的で導入するシステムやAIツール等の導入費用については対象になります。

「広告宣伝及び広告宣伝に類する」とはどのようなものが該当しますか

広告宣伝行為は、紙媒体やメディア等によるオフライン広告のほか、ディスプレイ広告やリスティング広告、動画サイト・SNS等によるオンライン広告が該当します。広告宣伝に類する行為は、多数の者に対し同様の内容で行う情報提供行為が該当します。

「補助事業を実施したことを証明する書類」とはどのようなものが該当しますか

導入したハードウェア・機材等の画像や、システム導入前後の作業画面・Web画面のスクリーンショット、契約を締結している場合は契約書の写しなどが想定されます。

「支払いを証明する書類の写し」にはどのようなものが該当しますか

口座振込明細書、ATM振込時のご利用明細書、Web上で発行される取引明細書の写しなどが想定されます。請求書や見積書、クレジットカードの請求明細書は該当しません。

「成果報告物」とはどのようなものを作成したらよいですか

DXの取組を導入したことで、業務の効率化や生産性の向上の観点からどのような変化があったのかを、導入前後を比較して説明する資料です。客観的に把握できるよう数値を入れてください。書式は任意(Word、PowerPoint等)で構いません。

社会福祉法人、医療法人、特定非営利活動法人などは補助対象となりますか

これらの法人はすべて中小企業基本法上の中小企業に該当しないと解されるため、対象外です。

何を入れるか、実物で考える

対象になる経費が分かっても、入れるものが決まらないと申請書は書けません。MONOSASHI が作った業務システムを、触れる形で置いています。

最新情報・申請は公式サイトで
出典:戸田市公式サイト / 掲載は2026年8月時点。締切・要件・公募状況は変わるため、申請前に必ず公式サイトでご確認ください。
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