省力化・自動化 山口 公募中

令和8年度 防府市賃金引上げ応援事業補助金

従業員の賃金を引き上げるとともに、省力化・デジタル化や生産能力の増強など、生産性の向上につながる設備等を市内の事業所に導入する事業者に、必要な経費の一部を補助する、防府市の制度です。補助率は2/3、1事業者1回限りで上限は50万円、事業場内最低賃金を5%以上引き上げることが条件です。

補助上限額
1事業者1回限り上限50万円
補助率
2/3
公募状況
公募中2026年11月30日(月)必着

公式サイトの記載を 2026.10.02 時点で確認しています。

この補助金は、どんな制度か

人手不足などに対応するために、従業員の賃金を引き上げるとともに、生産性の向上につながる設備等を導入する取り組みを支える制度です。対象になる事業は、令和8年4月1日以後に事業場内最低賃金を引き上げるとともに、省力化・デジタル化や生産能力の増強などで生産性を高める設備等を、市内の事業所に導入するものです。引き上げは、令和8年4月1日以降に5%以上行っているか、令和9年3月31日までに5%以上行う計画があることが条件です。

事業場内最低賃金は、市内の事業場内で最も低い時間給のことで、雇入れ後6か月以上の従業員のものを5%以上引き上げます。対象になる賃金は、毎月支払われる基本的な賃金で、賞与、時間外や休日、深夜の割増賃金、精皆勤手当、通勤手当、家族手当などは除きます。日給制や月給制は時間あたりに換算して前後を比べ、定期昇給による増額は除いて比較します。

設備導入の例として、レーザー加工機、自動食品下処理器、自動包装機、全自動製造機、農業用ドローン、高性能ミキサー、ロボット草刈機、水管理システム、パワーアシストスーツ、介護・省力化ロボット、事業所内だけを走る搬送機器、自走式の作業用機械設備、在庫管理・生産管理・工程管理・受発注管理の基幹システムの構築、RPAやIoTによる業務・製造プロセスのデジタル化が挙げられています。ただし、この例のとおりに書けば必ず採択されるものではありません。

補助対象経費は、機械装置・システム構築等費を必ず計上したうえで、クラウドサービス利用費、外注費、技術導入・専門家経費を付随して計上する形です。設備導入を活用した販路拡大の取り組み(広告宣伝費、外注費、専門家経費)も付随して計上でき、その合計は設備等の導入経費の1/2が上限です。たとえば設備が40万円なら、販路拡大等の経費は20万円までになります。必ず機械装置等(10万円以上の償却資産)を取得して、納品・検収を行い、市内の事業所内に設置して管理する必要があります。

補助率は2/3、上限は50万円で、1事業者1回限りです。補助対象経費(税抜)に補助率をかけた額に1,000円未満の端数があるときは切り捨てます。補助対象期間は交付決定日から令和9年2月26日(金)までで、この期間内に発注・契約・納品・請求・支払いのすべてを終える必要があります。交付決定の通知は補助金額の確定ではなく、完了報告書の提出後に審査して、確定通知書で金額が決まります。補助金は、事業が終わったあとの精算払いです。

補助の仕組み

もらえる補助額(最大)
50万円
自己負担の割合
約3割
補助率 2/3
試算イメージ|対象経費が ¥75万円 の場合※補助を上限まで受け取る例
補助される(もらえる)¥50万円 自己負担(払う)¥25万円

かかった経費のうち 補助率(2/3) の分が補助され、残りが自己負担です。補助額は 1事業者1回限り上限50万円 が上限で、上限を超えた経費は自己負担になります。

どんな費用に使えるか

ソフトウェア・クラウド:条件つきで対象 条件つき
パソコン・周辺機器:対象外
機械・設備:対象
ホームページ・EC:条件つきで対象 条件つき
広告・宣伝:条件つきで対象 条件つき
展示会・販路開拓:記載なし
専門家への謝金・コンサル:条件つきで対象 条件つき
外注・委託:条件つきで対象 条件つき
研修・人材育成:対象外
人件費:記載なし
店舗改装・内装工事:条件つきで対象 条件つき
車両・運搬具:条件つきで対象 条件つき
原材料・試作:対象外
通信費・利用料:記載なし
  • 機械・設備:専ら補助事業のために使用される機械・装置、工具・器具(測定工具・検査工具・電子計算機等)の購入、製作、借用の経費が必須費目として対象です。機械装置等(10万円以上の償却資産)の取得が必要です。
  • ソフトウェア・クラウド:専ら補助事業のために使用される専用ソフトウェア・情報システムの購入・構築、借用が対象です。クラウドサービスの利用に関する経費も付随費目として対象です。導入済みのソフトウェア等の更新費、追加購入のライセンス費、機能向上につながらない経費は対象外です。
  • パソコン・周辺機器:パソコン、タブレット、スマートフォンのみの申請は対象外です。事務用プリンター、複合機、ビジネスフォンなど、汎用性があり目的外使用になり得るものも対象外です。
  • ホームページ・EC:パンフレットやチラシの制作、ホームページの製作・改修などの広告活動の費用は、設備等の導入に付随する販路拡大の経費として対象です。単なる会社案内など汎用性が高い広告宣伝費は対象外です。
  • 広告・宣伝:広告媒体の利用など、広告活動の費用が、導入した設備を活用した販路拡大の経費として対象です。設備等の導入経費の1/2が上限です。
  • 専門家への謝金・コンサル:本事業の実施に必要な技術の導入費、依頼した専門家への経費、販路拡大のための専門家への謝金・旅費が付随費目として対象です。
  • 外注・委託:本事業に必要な加工・設計(デザイン)・検査等の一部を外注(請負・委託)する経費が付随費目として対象です。機械装置等の製作を外注する場合は、機械装置・システム構築等費に計上します。
  • 車両・運搬具:車両購入費は対象外です。ただし、フォークリフトと自走式作業用機械設備は対象です。
  • 店舗改装・内装工事:据付けは、新たに購入する機械・装置の設置と一体で捉えられる軽微なもの(設置場所への固定等)に限ります。設置場所の整備工事や基礎工事は含みません。
  • 研修・人材育成:講習会・勉強会・セミナー・研修などの参加費や受講費は対象外です。
  • 原材料・試作:通常、消耗品として計上することが適当なものは対象外です。

チェック=公式に対象と書かれている費用/三角=条件つき(上の注記をご確認ください)/バツ=公式に対象外と書かれている費用/横線=公式サイトに記載が見つからなかった費用。枠や申請類型によって範囲が変わります。最終的な可否は公募要領でご確認ください。

もし、この制度を使うなら

たとえば、防府市内で食品を製造している従業員20人ほどの会社が、手作業で行っていた袋詰めの工程に自動包装機を入れ、浮いた人手を別の工程に回しながら、事業場内最低賃金を5%以上引き上げるとします。作業の自動化や効率化による省力化は、市の募集要領の設備導入例に挙がっています。審査では、人手不足への対応に向けて、賃金引上げの原資づくりに高い効果が見込まれる取り組みかどうかが見られます。

試算の一例です。自動包装機の導入費が税抜60万円、導入した設備を活用した販路拡大のチラシ制作が税抜10万円で、合わせて70万円なら、補助率2/3をかけた約46万6,667円のうち、1,000円未満を切り捨てた46万6,000円が補助されます。手元から出るのは残りの23万4,000円です。設備の導入費が税抜75万円になると、補助額が上限の50万円に届きます。販路拡大の経費は、設備の導入費の1/2までが上限です。

進め方では、防府市中小企業サポートセンター(コネクト22)の支援を受けて事業計画をつくることが出発点になります。申請は11月30日必着で、交付決定の前に発注・契約をした経費は対象外のため、先に発注しないことが前提です。令和9年2月26日までに、納品から支払いまで終えて、設備を市内の事業所内に設置し、補助事業の完了後20日以内に実績報告をします。

こんな会社におすすめ 防府市内に事業所があり、従業員を雇っている事業場内最低賃金を5%以上引き上げる(引き上げた)自動化・省力化の機械や基幹システムを導入したい防府市中小企業サポートセンターの支援を受けられる導入した設備を市内の事業所に設置できる

※ MONOSASHI編集部による活用イメージです。実際の対象可否は公式サイトでご確認ください。

対象になる会社

  • 市内に事業所を有する法人または個人で、事業収入(売上)を得ていて、今後も事業を継続する意思があること(農林漁業者、医療法人、農業法人、NPO法人等も対象)
  • 法人は、資本金(出資の総額)が3億円以下、または常時使用する従業員が300人以下であること
  • 申請時点で、雇入れ後6か月以上の従業員を1名以上有すること
  • 防府市中小企業サポートセンター(コネクト22)の支援を受けて事業計画を策定し、事業を実施すること
  • 令和8年4月1日以降に事業場内最低賃金を5%以上引き上げている、または令和9年3月31日までに5%以上引き上げる計画があること
  • 市税に滞納がないこと
  • 防府市暴力団排除条例に該当しないこと
  • 宗教活動または政治活動を目的としていないこと
  • 同一の内容で、国、県またはこれに準ずる団体からの補助金の受給が決まっていないこと
  • 同一法人・事業者での応募は1申請に限ること(親会社が議決権の50%超を有する子会社は、親会社と同一法人とみなす)

※ すべての条件を満たす必要があります。判断に迷うときは実施機関の窓口にご確認ください。

対象・実施機関

対象
市内に事業所を持つ法人または個人で、事業収入があり、今後も事業を続ける意思のある事業者(農林漁業者、医療法人、農業法人、NPO法人等も対象)。雇入れ後6か月以上の従業員が1名以上いて、防府市中小企業サポートセンター(コネクト22)の支援を受けて事業計画をつくることが条件です。
対象地域
山口県防府市
実施機関
防府市 産業振興部 商工振興課(受付:防府商工会議所)

申請前に知っておきたい注意点

  • 交付決定日より前に事業に着手した経費は、補助対象になりません。補助対象期間(交付決定日から令和9年2月26日)内に、発注・契約・納品・請求・支払いのすべてを終える必要があります。
  • 事業計画は、防府市中小企業サポートセンター(コネクト22)の支援を受けて策定します。支援を受けずに策定した事業計画での申請は、対象外です。
  • 設備投資が必須です。機械装置等(10万円以上の償却資産)を取得して納品・検収を行い、市内の事業所内に設置して適切に管理します。
  • 機械装置・システム構築等費(必須費目)を必ず計上したうえで、付随費目を計上します。付随費目のみの計上は認められません。
  • 販路拡大等の経費は、導入した設備を活用したものに限り、設備等の導入経費の1/2が上限です。
  • 事業場内最低賃金を5%以上引き上げることが条件で、対象は雇入れ後6か月以上の従業員です。引上げ予定の場合は、賃金引上げ表明の確認書を提出します。
  • 審査は書面のみです。審査結果の送付まで2週間から3週間程度かかる場合があります。審査の結果(不採択の理由等)の問い合わせには応じられません。
  • 交付決定の通知は、補助金額の確定ではありません。完了報告書の提出後に改めて審査し、確定通知書で金額が確定します。
  • 補助金の支払いは、補助事業が終わったあとの精算払いです。確定通知書が届いたら、請求書(第5号様式)を提出します。
  • 実績報告は、補助事業の完了後20日以内に提出します。
  • 事業の変更・中止・廃止は、事前に申請書を提出します。経費配分の変更は可能ですが、軽微でない変更、費目間で流用元・流用先のいずれかの変動額が20%を超える場合、費目を修正する場合は、変更・廃止申請書(第6号様式)が必要です。当初の事業計画にない経費への変更は認められません。
  • 通常、消耗品として計上するもの、省エネルギー化を目的とした設備投資、通常の生産活動のための単なる取り替え更新、車両購入費(フォークリフトと自走式作業用機械設備を除く)、汎用性のある機器、導入済みのソフトウェア等の更新費、オークションでの購入、不動産取得費、各種保険料、消費税及び地方消費税、免許・資格の取得費、講習会・セミナーの受講費、売上や販売数量に応じて課金される経費や成功報酬型の費用は、対象外です。
  • 他の補助金等の採択を受けて行う事業の経費は、対象外です。
  • 関係書類は、事業終了後5年間保存します。取得した財産は、善良な管理者の注意をもって管理し、事業の目的に従って使います。
  • 偽りその他不正の手段で交付を受けたときや、交付条件に違反したときは、交付決定の取り消しや補助金の返還を求められることがあります。
  • 補助金の対象者になった場合、事業概要等が公表されることがあります。

申請の手順

  1. コネクト22に相談して事業計画をつくる

    防府市中小企業サポートセンター(コネクト22、0835-25-2229)の支援を受けて、事業計画を策定します。

  2. 申請書類をそろえる

    交付申請書、市税の納税証明書、確定申告書・決算書の写し、事業場内最低賃金が確認できる書類、見積書類、申請書類チェックリストを用意します。引上げ予定の場合は、賃金引上げ表明の確認書も出します。

  3. 申請

    令和8年9月1日から11月30日(必着)までに、防府商工会議所へ郵送または持参します。

  4. 審査・交付決定

    審査は随時行われ、予算の範囲内で決まります。交付決定または不交付決定の通知が、後日届きます。

  5. 事業の実施

    交付決定日から令和9年2月26日までに、発注・契約・納品・請求・支払いを終えます。機械装置等は、市内の事業所内に設置して管理します。

  6. 実績報告

    補助事業の完了後20日以内に、完了報告書、実績報告書、見積書・領収書等の写し、設備を使用している写真等、通帳の写しなどを提出します。

  7. 確定通知・請求

    審査のあと、確定通知書が届きます。届いたら、請求書(第5号様式)を、防府市商工振興課へ郵送します。

  8. 補助金の支払い

    補助事業が終わったあとの精算払いで、補助金が支払われます。

スケジュール

  • 受付期間令和8年9月1日(火)から11月30日(月)まで(必着。随時審査、予算の範囲内)
  • 審査2週間から3週間程度(交付決定または不交付決定の通知)
  • 補助対象期間交付決定日から令和9年2月26日(金)まで
  • 賃金引上げ令和8年4月1日以降に5%以上引き上げ済み、または令和9年3月31日までに引き上げる計画
  • 実績報告補助事業の完了後20日以内
  • 補助金の支払い確定通知書のあとに請求書を提出(精算払い)

※ 日程は変更されることがあります。最新の締切は公式サイトでご確認ください。

申請前に準備するもの

  • 交付申請書(第1号様式)
  • 賃金引上げ表明の確認書(第1号様式添付書類。引上げ予定の場合)
  • 市税の納税証明書(滞納のないことの証明書。市民課窓口、課税課窓口または各出張所で取得)
  • 直近の確定申告書の写し(法人は別表一・別表二、個人は第一表)
  • 直近の決算書の写し(法人は貸借対照表と損益計算書、個人は青色申告決算書の1ページ目から4ページ目、または白色申告の収支内訳書の1ページ目から2ページ目)
  • 事業場内最低賃金が確認できる書類(賃金台帳、就業規則、給与規程、雇用契約書、労働条件通知書など。引上げ実施済みは前後、引上げ予定は申請日時点の金額がわかるもの)
  • 見積書類(補助対象として計上する経費の見積)
  • 申請書類チェックリスト
  • 実績報告時:完了報告書(第3号様式)、実績報告書(第3号添付様式)
  • 実績報告時:見積書・領収書等の写し(経費の内訳と支払いがわかるもの)
  • 実績報告時:写真等(導入した設備等を使用している状態で撮影したもの)
  • 実績報告時:通帳の写し、または口座番号・振込名義がわかるもの
  • 確定通知のあと:請求書(第5号様式)
  • 変更・廃止するとき:変更・廃止申請書(第6号様式)

何を入れるか、実物で考える

対象になる経費が分かっても、入れるものが決まらないと申請書は書けません。MONOSASHI が作った業務システムを、触れる形で置いています。

最新情報・申請は公式サイトで
出典:防府市公式サイト / 掲載は2026年10月時点。締切・要件・公募状況は変わるため、申請前に必ず公式サイトでご確認ください。
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