省力化・自動化 静岡 令和8年度 受付中

静岡市物流効率化等生産性向上支援事業補助金

静岡市内に営業所や倉庫を持つ運送会社・倉庫業者と、市内の運送会社に継続して配送を任せている荷主が対象の補助金です。配車や運行管理のシステム、荷役を楽にする設備、研修の受講などにかかる費用の2分の1以内、最大300万円が補助されます。

補助上限額
上限300万円
補助率
1/2以内(千円未満切り捨て)
公募状況
令和8年度 受付中2026年11月30日17時まで(必着)

公式サイトの記載を 2026.08.11 時点で確認しています。

この補助金は、どんな制度か

静岡市が、持続可能な物流を実現するために、生産性の向上に取り組む物流関連の事業者を支援する制度です。法改正にともなって設けられた規制的措置などに対応するために実施する取組が対象になります。

対象になる取組は5つに分かれていて、それぞれ対象になる事業者が違います。業務効率化のシステム・資機材・設備の導入(1)は貨物自動車運送事業者だけ、積載率向上のための導入(2)は荷主と貨物自動車運送事業者、荷待ち・荷役等の時間を減らす・把握するための導入(3)は荷主・倉庫業者・貨物自動車運送事業者の3者すべてが対象です。経営力向上研修等の受講(4)と、女性その他多様な人材の活躍を促す施設・設備の整備(5)は、貨物自動車運送事業者だけが使えます。自社がどの区分にあたるかで、使える取組が変わります。

上限額は取組の組み合わせで変わります。1〜3を含む申請なら上限300万円、含まない場合(4・5だけの申請)は上限200万円です。補助率はいずれも2分の1以内で、千円未満は切り捨てになります。

注意したいのは実施のタイミングです。補助金の交付決定後に実施した事業が対象で、交付決定より前に契約・発注・購入をしたものは対象外になります。納入場所も市内の営業所等に限られます。

申請後は効果検証があります。事業計画書に現状値と目標値を書き、事業実績書に実績(見込)値を記載します。現状値は原則として申請時の直近期末、目標値は補助事業完了後2年以内の決算期の売上高等で、目標に定めた決算期を過ぎるとアンケートで実績値を回答することになります。書き方や目標の立て方に迷う場合は、市が設けている中小企業診断士の相談窓口を使えます。

枠ごとの上限額と補助率

枠・類型上限額補助率対象・条件
業務効率化に資するシステム・資機材・設備の導入上限300万円1/2以内貨物自動車運送事業者
積載率向上に資するシステム・資機材・設備の導入上限300万円1/2以内荷主、貨物自動車運送事業者
荷待ち・荷役等時間の削減・把握に資するシステム・資機材・設備の導入上限300万円1/2以内荷主、倉庫業者、貨物自動車運送事業者
経営力向上研修等の受講上限200万円(1〜3を含む申請なら300万円)1/2以内貨物自動車運送事業者
女性その他多様な人材の活躍の促進に資する施設・設備の整備上限200万円(1〜3を含む申請なら300万円)1/2以内貨物自動車運送事業者

※ 枠によって対象になる費用も変わります。申請前に公募要領でご確認ください。

補助の仕組み

もらえる補助額(最大)
300万円
自己負担の割合
5割
補助率 1/2以内(千円未満切り捨て)
試算イメージ|対象経費が ¥600万円 の場合※補助を上限まで受け取る例
補助される(もらえる)¥300万円 自己負担(払う)¥300万円

かかった経費のうち 補助率(1/2以内(千円未満切り捨て)) の分が補助され、残りが自己負担です。補助額は 上限300万円 が上限で、上限を超えた経費は自己負担になります。

どんな費用に使えるか

ソフトウェア・クラウド:対象
パソコン・周辺機器:対象
機械・設備:対象
ホームページ・EC:記載なし
広告・宣伝:記載なし
展示会・販路開拓:記載なし
専門家への謝金・コンサル:記載なし
外注・委託:記載なし
研修・人材育成:条件つきで対象 条件つき
人件費:記載なし
店舗改装・内装工事:条件つきで対象 条件つき
車両・運搬具:記載なし
原材料・試作:記載なし
通信費・利用料:記載なし
  • ソフトウェア・クラウド:運行管理システム、自動点呼システム、契約書書面化システム、在庫管理ソフト、配車受発注管理サービス、配車計画システム、求貨求車システム、検品ソフト、倉庫管理システム、バース予約システムなどが取組例に挙がっています
  • パソコン・周辺機器:システムだけでなく資機材・設備の導入も対象です。デジタルタコグラフやトラック受付のデジタル化が導入例に挙がっています
  • 機械・設備:電動ハンドリフト、テールゲートリフター、可変式バンパー、自動運搬設備、荷役支援設備、標準仕様パレットなどが対象です
  • 研修・人材育成:経営力向上研修等の受講(輸配送効率化実践セミナー、物流業界におけるDX人材の育成セミナーなど)は対象ですが、対象になるのは貨物自動車運送事業者だけです
  • 店舗改装・内装工事:令和7年度の導入事例に、自動点呼システムの設置する部屋の工事費が含まれています。女性専用更衣室・トイレ、託児所等の設置も対象ですが、こちらは貨物自動車運送事業者に限られます

チェック=公式に対象と書かれている費用/三角=条件つき(上の注記をご確認ください)/バツ=公式に対象外と書かれている費用/横線=公式サイトに記載が見つからなかった費用。枠や申請類型によって範囲が変わります。最終的な可否は公募要領でご確認ください。

もし、この制度を使うなら

たとえば、静岡市内に営業所を持つ従業員20名ほどの運送会社。配車は紙とホワイトボード、点呼は対面で記録を手書き、荷主からの受発注は電話とファックス、という状態だとします。この制度なら、配車計画システムと自動点呼システムをまとめて導入する計画が組めます。どちらも業務効率化(1)や積載率向上(2)にあたるので、上限は300万円のほうです。

仮に、配車計画システムの初期費用と1年分の利用料で140万円、自動点呼システムの機器と設置工事で100万円、合わせて240万円だったとします。補助率は2分の1以内なので、補助額は120万円、自己負担は120万円という計算になります(千円未満は切り捨て)。上限300万円までは余裕があるので、電動ハンドリフトのような荷役の設備を足す組み立ても考えられます。減るのは、配車表を書き直す時間、点呼記録を紙から台帳に転記する時間、そして「あのトラック今どこ」を電話で確かめる時間あたりです。

荷主の側でも使えます。市内の運送会社に継続して配送を任せている会社なら、出荷・積載計画を最適化するシステムや、トラック受付のデジタル化、バース予約システムが対象に入ります。ドライバーを待たせている時間は、そのまま自社の出荷作業の混雑でもあるので、待ち時間の可視化から手をつけると効果を測りやすいはずです。効果検証で売上高等の現状値と目標値を書くことになるため、申請前に「今どのくらい時間がかかっているか」を1週間でも記録しておくと、計画書が書きやすくなります。

こんな会社におすすめ 静岡市内の運送会社市内に倉庫を持つ会社市内の運送会社に配送を委託している荷主配車や点呼を紙で回している荷待ち・荷役の時間を減らしたい

※ MONOSASHI編集部による活用イメージです。実際の対象可否は公式サイトでご確認ください。

対象になる会社

  • 【共通】申請日において営業の実態があり、引き続き営業を継続する意思があること
  • 【荷主】静岡市内に本社又は営業所等を有すること
  • 【荷主】自らの事業に関して継続して市内運送事業者に貨物の運送を行わせることを内容とする契約を締結していること
  • 【倉庫業者】倉庫業法に基づく倉庫業の営業の実態があること
  • 【倉庫業者】倉庫業法に基づく営業に必要な登録を受けていること
  • 【倉庫業者】静岡市内に倉庫業法に基づく倉庫を有すること
  • 【貨物自動車運送事業者】法に基づく貨物自動車運送事業の営業の実態があること
  • 【貨物自動車運送事業者】営業に必要な許認可等を有していること
  • 【貨物自動車運送事業者】静岡市内に貨物自動車運送事業の営業所を有する中小企業等又は個人事業者等であること
  • 対象となる貨物自動車運送事業者は、貨物自動車運送事業法第3条の一般貨物自動車運送事業者と、同法第35条の特定貨物自動車運送事業者です

※ すべての条件を満たす必要があります。判断に迷うときは実施機関の窓口にご確認ください。

対象・実施機関

対象
荷主、倉庫業者、貨物自動車運送事業者のいずれかで、静岡市内に本社・営業所・倉庫などを持ち、申請日時点で営業の実態があり営業を続ける意思がある事業者。貨物自動車運送事業者は、市内に営業所を持つ中小企業等または個人事業者等が対象です。
対象地域
静岡県静岡市
実施機関
静岡市 経済局商工部産業政策課企画係

申請前に知っておきたい注意点

  • 補助金の交付決定後に実施した事業が対象です。交付決定前に契約・発注・購入したものは対象外になります
  • 納入場所は市内の営業所等に限られます
  • 取組ごとに対象になる事業者が異なります。業務効率化(1)、研修受講(4)、多様な人材の活躍促進(5)は貨物自動車運送事業者だけが対象です
  • 1〜3の取組を含まない申請は、上限が200万円になります
  • 補助額は千円未満切り捨てで計算されます
  • 事業計画書に現状値と目標値、事業実績書に実績(見込)値を記載する効果検証があります
  • 目標に定めた決算期を経過したら、実績値を記載したアンケートに回答する必要があります
  • 実績報告では、支出に係る納品書と領収書一式の提出が求められます
  • 申請・実績報告・請求は、いずれもインターネットの専用フォームから行います

申請の手順

  1. 相談窓口で計画を相談する

    静岡市役所清水庁舎5階に、中小企業診断士による相談窓口が設けられています。事業計画書の書き方、効果検証の方法、目標の設定について相談できます。対面・オンラインは事前予約が必要です

  2. 交付申請

    事業者の区分に応じた交付申請書・事業計画書・収支予算書と、支出に係る見積書一式をそろえ、交付申請フォームから申請します

  3. 交付決定

    交付決定の通知を受け取ってから、契約・発注・購入に進みます

  4. 事業の実施

    市内の営業所等を納入場所として、システムや設備を導入します。研修の受講もここで行います

  5. 実績報告

    実績報告書・事業実績書・収支決算書に、納品書と領収書一式を添えて実績報告フォームから提出します

  6. 補助金の請求

    請求書と、口座が確認できる書類(通帳の写し等)を補助金請求フォームから提出します

  7. 効果検証のアンケート

    目標に定めた決算期を経過した後、実績値を記載したアンケートに回答します

スケジュール

  • 申請受付の開始令和8年6月8日(月曜日)
  • 申請受付の締切令和8年11月30日(月曜日)17時(必着)
  • 相談窓口の開設期間令和8年5月7日(木曜日)から令和9年1月14日(木曜日)まで
  • 相談窓口の開設日・時間火曜日・水曜日・木曜日の13時から16時(祝日と12月29〜31日を除く)

※ 日程は変更されることがあります。最新の締切は公式サイトでご確認ください。

申請前に準備するもの

  • 交付申請書(様式第1号)
  • 事業計画書(荷主・倉庫業者は様式第2号、貨物自動車運送事業者は様式第3号)
  • 収支予算書(様式第4号)
  • 支出に係る見積書一式
  • 【荷主】市内運送事業者に継続して貨物の運送を行わせる契約が確認できる書類(契約書の写し等)
  • 【倉庫業者】倉庫業者であることが確認できる書類(倉庫業登録通知書の写し等)
  • 【貨物自動車運送事業者】営業実態が分かる書類(営業許可書、法人は法人登記事項証明書の写し、個人は確定申告書の写し等)
  • 【実績報告時】実績報告書(様式第8号)、事業実績書(荷主・倉庫業者は様式第9号、貨物自動車運送事業者は様式第10号)、収支決算書(様式第11号)、支出に係る納品書・領収書一式
  • 【請求時】請求書、口座が確認できるもの(通帳の写し等)

何を入れるか、実物で考える

対象になる経費が分かっても、入れるものが決まらないと申請書は書けません。MONOSASHI が作った業務システムを、触れる形で置いています。

最新情報・申請は公式サイトで
出典:静岡市公式サイト / 掲載は2026年8月時点。締切・要件・公募状況は変わるため、申請前に必ず公式サイトでご確認ください。
公式サイトを見る
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