DX推進 岩手 公募中

令和8年度建設バックオフィスDX推進事業(2次募集)

岩手県内の建設業者などが、書類づくりや事務管理といったバックオフィス業務をシステムの導入で効率化するときの費用の一部を補助する制度です。システム導入の初期費用・開発費・初年度の使用料が対象で、補助率は1/2以内、上限は50万円です。

補助上限額
上限50万円
補助率
1/2以内
公募状況
公募中2026年10月9日(金)12時必着

公式サイトの記載を 2026.10.02 時点で確認しています。

この補助金は、どんな制度か

県内の建設業者では従業員の高齢化と担い手不足が深刻で、現場だけでなく、事務管理を担うバックオフィスの生産性を高めることも求められています。この制度は、デジタル技術を入れてバックオフィス業務の労働時間を減らそうとする建設業者へ、かかる費用の一部を県が補助するものです。今回は2次募集にあたります。

対象になる経費は、バックオフィスのデジタル化に取り組むためのシステム導入の初期費用、システム開発費、使用料(初年度のみ)です。取り組みは、次の3つをすべて満たす必要があります。デジタル技術を手段として労働時間の削減(業務効率化)を図ること、特定業務専用のソフトウェアの導入にとどまらないこと、バックオフィス業務に関連する活用方法であることです。現場事務所で行う書類作成などの事務作業も、バックオフィス業務に含まれます。

対象外になるものもあります。消費税と振込手数料は補助の対象になりません。スマートフォンやタブレットなど汎用性の高い機器の購入費も含まれません。会計ソフトや勤怠管理ソフトのように特定の業務だけで使うソフトウェアの導入は、そのままでは対象外ですが、ほかの業務やツールとの連携を計画していて、連携でさらに効率化が見込まれる場合は対象に含められます。

補助事業者は、応募した事業を県の候補事業選定委員会が書面で審査して決まります。予算の範囲内で2枠程度を選ぶ形で、ヒアリングや委員会への出席はありません。審査の視点は、課題分析と目的が妥当か、事業の内容が目的に合っているか、働き方改革や生産性向上の効果が期待できるか、仕組みやコストの面でモデルになる取り組みか、の4つです。

補助の対象になるのは、交付決定のあと、令和8年度中に実際に支払った費用です。事業は令和9年3月末までに終え、実績報告と完了検査を受けてから補助金が支払われます。同じ補助事業者への交付は1回までです。

補助の仕組み

もらえる補助額(最大)
50万円
自己負担の割合
5割
補助率 1/2以内
試算イメージ|対象経費が ¥100万円 の場合※補助を上限まで受け取る例
補助される(もらえる)¥50万円 自己負担(払う)¥50万円

かかった経費のうち 補助率(1/2以内) の分が補助され、残りが自己負担です。補助額は 上限50万円 が上限で、上限を超えた経費は自己負担になります。

どんな費用に使えるか

ソフトウェア・クラウド:条件つきで対象 条件つき
パソコン・周辺機器:対象外
機械・設備:記載なし
ホームページ・EC:記載なし
広告・宣伝:記載なし
展示会・販路開拓:記載なし
専門家への謝金・コンサル:記載なし
外注・委託:記載なし
研修・人材育成:記載なし
人件費:記載なし
店舗改装・内装工事:記載なし
車両・運搬具:記載なし
原材料・試作:記載なし
通信費・利用料:記載なし
  • ソフトウェア・クラウド:バックオフィスのシステム導入の初期費用、システム開発費、使用料(初年度のみ)が対象。会計ソフトや勤怠管理ソフトなど特定業務専用のソフトウェアの導入だけは対象外で、ほかの業務やツールとの連携で効率化が見込まれる場合は対象に含められる
  • パソコン・周辺機器:スマートフォンやタブレットなど汎用性の高い機器の購入費は対象経費に含まれない。対象はシステム導入の初期費用、開発費、初年度の使用料

チェック=公式に対象と書かれている費用/三角=条件つき(上の注記をご確認ください)/バツ=公式に対象外と書かれている費用/横線=公式サイトに記載が見つからなかった費用。枠や申請類型によって範囲が変わります。最終的な可否は公募要領でご確認ください。

もし、この制度を使うなら

たとえば、岩手県内で工事を手がける建設会社で、本社と現場事務所のあいだの日報、請求書、原価の書類を、紙やExcelで受け渡しているとします。クラウドのシステムを入れて入力と承認をひとまとめにすれば、書類を転記して回す時間を減らす方向に進められます。現場事務所の事務作業も、この制度のバックオフィス業務に含まれます。

補助額の試算です。システム導入の初期費用と初年度の使用料が、あわせて税抜80万円なら、補助率1/2以内で補助額は40万円、自己負担は40万円と消費税になります。補助額が上限の50万円に届くのは、補助対象経費が100万円のときです。補助金が支払われるのは事業を終えて実績報告をしたあとなので、導入費用はいったん自社で支払う形になります。

採択は2枠程度と限られます。審査では、課題の分析と目的が妥当か、働き方改革や生産性向上の効果が見込めるか、他社のモデルになる取り組みか、といった点が見られます。いまの事務作業に何がどれだけ時間がかかっているかを数字で書けると、事業計画書を組み立てやすくなります。

こんな会社におすすめ 岩手県内の建設業者経理・労務・書類づくりに時間がかかっている本社と現場事務所の事務をデジタル化したい複数の業務や既存のツールをつなげたい

※ MONOSASHI編集部による活用イメージです。実際の対象可否は公式サイトでご確認ください。

対象になる会社

  • 岩手県知事または国土交通大臣の建設業許可を受けた、岩手県内に主たる営業所を有する建設業者であること
  • または、建設業者を主たる構成員とし、岩手県内に主たる営業所を有する中小企業等協同組合であること
  • または、岩手県内に主たる営業所を有し、建設業許可を持つ協業組合であること
  • デジタル技術の活用で労働時間の削減(業務効率化)を図る取り組みであること
  • 特定業務専用のソフトウェアの導入にとどまらないこと
  • バックオフィス業務に関連する活用方法であること
  • 同じ補助事業者への補助金の交付が1回までであること

※ すべての条件を満たす必要があります。判断に迷うときは実施機関の窓口にご確認ください。

対象・実施機関

対象
岩手県内に主たる営業所を置く建設業者(岩手県知事または国土交通大臣の建設業許可を受けた者)です。建設業者を主たる構成員とする県内の中小企業等協同組合と、建設業許可を持つ県内の協業組合も対象になります。
対象地域
岩手県
実施機関
岩手県 県土整備部 建設技術振興課(建設業振興担当)

申請前に知っておきたい注意点

  • 補助事業への着手は、補助金の交付決定通知のあとです
  • 補助金が支払われるのは、事業完了後の実績報告書を出したあとです。その間の支払いは先行するので、自己資金やつなぎの短期資金などを確保しておく必要があります
  • 補助の対象は、交付決定後に今年度中に実際に支払った費用です。消費税と振込手数料は対象外です
  • 導入するシステムについて、他の補助金と重複して利用することはできません
  • 採択は予算の範囲内で2枠程度です
  • 同じ補助事業者への補助金の交付は1回までです
  • 補助事業の完了した年度と翌年度に、補助事業の成果の活用状況、働き方改革の状況、生産性向上の状況を県に報告します。実績報告と状況報告は、普及啓発のために県が事例として使うことがあります
  • 交付が決まると、会社名、導入するシステムの種類、交付決定額などが県のホームページで公表されます
  • 提出した事業計画書などは、情報公開条例の開示請求の対象になります
  • 経費の収支が分かる書類は、補助事業が終わった会計年度の終了後5年間保管します
  • 申請書データは10MBを超えるとメールで受信できません。超える場合は、県にアップロード用メールの送信を依頼します
  • スケジュールは目安で、変更になることがあります。採択の通知時期は、募集要領の本文では11月下旬を目途、スケジュール表では10月中の決定とされています。県の担当に確かめると確実です

申請の手順

  1. 募集要領を確かめる

    募集要領(2次募集)、事業フロー、Q&Aを読み、導入したいシステムが3つの要件(労働時間の削減、特定業務専用ソフトにとどまらない、バックオフィス業務に関連する)に合うかを確かめます

  2. 応募書類をつくる

    応募申請書(様式第3号。押印は不要)、申請者概要書、事業計画書、導入するシステムの概要がわかる資料を用意します

  3. 電子メールで応募する

    建設技術振興課のメールアドレスあてに、申請書のデータを送ります。受領後に担当から受領確認のメールが届きます

  4. 書面審査と採択

    候補事業選定委員会が書面で審査し、予算の範囲内で2枠程度を選びます。ヒアリングはありません

  5. 交付申請と交付決定

    採択後に補助金交付申請書を出し、補助金の交付決定を受けます

  6. 事業に着手する

    交付決定のあとにシステムの導入に着手します

  7. 実績報告と支払い

    事業の完了後に実績報告書を出し、完了検査を受けて補助金が支払われます

  8. 導入後の報告

    事業の完了した年度と翌年度に、活用状況などを県に報告します

スケジュール

  • 募集期間令和8年8月31日(月)から10月9日(金)12時必着
  • 審査と補助事業予定者の決定10月上旬〜10月中旬(目安。候補事業選定委員会による書面審査)
  • 補助金交付申請と交付決定10月下旬〜11月上旬(目安)
  • 事業への着手11月上旬から(交付決定後)
  • 事業の完了令和9年3月末まで(実績報告、完了検査、補助金の支払い)
  • 導入後の報告事業の完了した年度と翌年度

※ 日程は変更されることがあります。最新の締切は公式サイトでご確認ください。

申請前に準備するもの

  • 建設DX推進事業費補助金応募申請書(様式第3号。押印は不要)
  • 申請者概要書(別紙1)
  • 建設DX推進事業費補助金事業計画書(別紙2)
  • 導入するシステム等の概要がわかる資料(パンフレット、ホームページの写し、説明図、見積書など)
  • 補助金交付申請書(採択後に提出)
  • 実績報告書(補助事業の完了後に提出)

よくある質問

「システム導入の初期費用」にスマートフォンやタブレットの購入費は含まれますか。

含まれません。汎用性の高いスマートフォンやタブレットなどは、補助の対象経費に含まれないとされています。

「特定業務専用のソフトウェアの導入にとどまらない」とは、どういうことですか。

特定の業務だけで使うために開発された会計ソフトや勤怠管理ソフトなどの導入だけは、対象外です。ただし、他の業務や他のツールと連携する計画があり、連携でさらに業務効率化が見込まれる場合は、そのソフトウェアの導入も対象に含めます。

バックオフィス業務には、現場事務所の事務作業も含まれますか。

含まれます。現場事務所で行う書類作成などの事務作業も想定されていて、システムの導入などで現場事務所の事務作業が効率化されるものであれば、補助の対象になります。

複数の機能があり、バックオフィスのDXにつながらない機能も含まれるシステムの導入費用は対象になりますか。

導入するシステムの主要な機能がバックオフィスDXの推進につながるものであれば、事業の趣旨に沿わない機能が含まれていても補助の対象です。ただし、機能ごとに料金が加算されるシステムでは、バックオフィス業務のDXに関係のない機能の経費は対象外になります。

何を入れるか、実物で考える

対象になる経費が分かっても、入れるものが決まらないと申請書は書けません。MONOSASHI が作った業務システムを、触れる形で置いています。

最新情報・申請は公式サイトで
出典:岩手県公式サイト / 掲載は2026年10月時点。締切・要件・公募状況は変わるため、申請前に必ず公式サイトでご確認ください。
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