IT・デジタル化 福井 公募中

令和8年度生産性向上推進事業補助金(三次募集)

福井県内の建設業者が、丁張設置や出来形管理などの測量作業に使うICT機器を購入し、ICT技術を自社で実施できるようにするための費用を補助する制度です。3次元施工図作成ソフトウェア、自動追尾型トータルステーション、施工管理用携帯端末アプリの3点セットが対象で、補助率は1/2以内、上限は200万円です。

補助上限額
上限200万円
補助率
1/2以内
公募状況
公募中2026年11月30日(月)まで(先着順。予算枠を上限に受け付け)

公式サイトの記載を 2026.10.02 時点で確認しています。

この補助金は、どんな制度か

県内の建設産業は、老朽化が進むインフラの点検・維持補修や、激甚化・頻発化する災害への対応など「地域の守り手」として役割を担う一方で、深刻な担い手不足への対応が急務になっています。この制度は、ICT技術の活用の拡大と、外注に頼らず自社で実施する内製化を進めて現場の生産性を高めるために、丁張設置や出来形管理などの測量作業に使えるICT機器の導入を支援するものです。今回は三次募集にあたります。

対象になるのは、次の3つを揃えて導入する経費です。3次元施工図作成ソフトウェア(施工図面を3次元データにして携帯端末などに連携し、数量や丁張の設置位置の自動算出などに使うもの)、自動追尾型トータルステーション(ワンマン測量ができるもの)、施工管理用携帯端末アプリ(構造物や丁張の位置、仕上がり面と設計値の差を現場で確かめるもの)です。すでに自社で持っている機器と合わせて3点が揃うなら、足りない分だけの購入でも対象になります。プリズムや三脚などの付属品、現場で使う携帯端末は、3点を導入するときに限って同時に購入できます。

対象外になるものがはっきり決まっています。過年度に県の就業環境等改善事業補助金(担い手・女性活躍)を受けて購入した機器、3次元点群処理ソフト、通常のトータルステーションは対象外です。ソフトやアプリのアカウントの増設、機能の追加、契約期間の延長も認められず、ライセンス契約や保守契約は1年間分までで、次年度以降の経費は対象になりません。付属品だけの導入も不可です。消費税と地方消費税は補助対象経費から除きます。

補助額は補助対象経費の1/2以内で、1者あたり200万円が限度です。受付は予算枠を上限にした先着順で、予算の残額によっては申請どおりの補助額にならないことがあります。採択では、ICT技術の内製化のために積極的な取り組みを行っていることが基準にされます。申請の窓口は県ではなく、補助事業を実施している一般社団法人福井県建設業協会です。

補助の対象期間は、交付決定の日から令和9年1月末日までです。採択の通知と交付決定のあとで機器を発注し、ソフトを契約する流れになります。交付にあたっては、県のICT活用工事やDX推進への協力、社内の人材育成や実施体制づくり、成果や事例の紹介への協力といった条件が付きます。

補助の仕組み

もらえる補助額(最大)
200万円
自己負担の割合
5割
補助率 1/2以内
試算イメージ|対象経費が ¥400万円 の場合※補助を上限まで受け取る例
補助される(もらえる)¥200万円 自己負担(払う)¥200万円

かかった経費のうち 補助率(1/2以内) の分が補助され、残りが自己負担です。補助額は 上限200万円 が上限で、上限を超えた経費は自己負担になります。

どんな費用に使えるか

ソフトウェア・クラウド:条件つきで対象 条件つき
パソコン・周辺機器:条件つきで対象 条件つき
機械・設備:記載なし
ホームページ・EC:記載なし
広告・宣伝:記載なし
展示会・販路開拓:記載なし
専門家への謝金・コンサル:記載なし
外注・委託:記載なし
研修・人材育成:記載なし
人件費:記載なし
店舗改装・内装工事:記載なし
車両・運搬具:記載なし
原材料・試作:記載なし
通信費・利用料:記載なし
  • ソフトウェア・クラウド:対象は3次元施工図作成ソフトウェアと施工管理用携帯端末アプリ。ライセンス契約や保守契約は1年間までで、次年度以降の経費は対象外。アカウントの増設、機能の追加、契約期間の延長、3次元点群処理ソフトは対象外
  • パソコン・周辺機器:対象は自動追尾型トータルステーション。プリズムや三脚などの付属品、現場で使う携帯端末は、3点を導入するときに同時購入できる。通常のトータルステーションは対象外で、付属品だけの導入も認められない

チェック=公式に対象と書かれている費用/三角=条件つき(上の注記をご確認ください)/バツ=公式に対象外と書かれている費用/横線=公式サイトに記載が見つからなかった費用。枠や申請類型によって範囲が変わります。最終的な可否は公募要領でご確認ください。

もし、この制度を使うなら

たとえば、福井県内で土木工事や舗装工事を手がける建設会社が、丁張の設置と出来形の確認を、人手をかけた従来の測量で行っているとします。3次元施工図作成ソフト、自動追尾型トータルステーション、現場で位置を確かめる携帯端末のアプリをそろえれば、ワンマン測量ができるようになり、測量にかかる人手と時間を減らす方向に進められます。すでに自社でトータルステーションを持っているなら、足りないソフトとアプリだけを購入する形でも申請できます。

補助額の試算です。3点セットの補助対象経費が税抜350万円なら、補助率1/2以内で補助額は175万円、自己負担は175万円と消費税になります。上限の200万円に届くのは、補助対象経費が400万円のときです。受付は先着順で、予算の残額によっては申請どおりの額にならないことがあるため、見積書の取得と事業計画書づくりは早めに進めておくと間に合わせやすくなります。

導入後には、社内の人材育成や、県のICT活用工事への協力といった条件があります。ICT活用推進計画書では、所有している機器、活用の目標、人材育成の予定を書くため、導入のあとに誰がどの現場で使うのかまで決めておくと、計画書を組み立てやすくなります。

こんな会社におすすめ 福井県内の土木・舗装・法面処理の建設業者丁張設置や出来形管理の測量の手間を減らしたいICT施工を自社で進めたい自動追尾型トータルステーションや3次元データの活用を始めたい

※ MONOSASHI編集部による活用イメージです。実際の対象可否は公式サイトでご確認ください。

対象になる会社

  • 福井県競争入札参加資格者として、土木一式、舗装、法面処理のいずれかに登録されていること
  • 福井県内に主たる営業所を有すること
  • 福井県の県税に滞納がないこと
  • 地方消費税に滞納がないこと
  • 構成員等が暴力団、暴力団員、またはこれらと密接な関係を有する者でないこと
  • 3次元施工図作成ソフトウェア、自動追尾型トータルステーション、施工管理用携帯端末アプリの3点が揃う導入であること(すでに自社で持つ機器と合わせて3点が揃う場合は、不足分のみの購入も可)
  • 導入する機器が、過年度に県の就業環境等改善事業補助金(担い手・女性活躍)の交付を受けて購入したものでないこと
  • ICT技術の内製化(自社実施)のために、積極的に取り組んでいること(採択の基準)

※ すべての条件を満たす必要があります。判断に迷うときは実施機関の窓口にご確認ください。

対象・実施機関

対象
福井県競争入札参加資格者として土木一式・舗装・法面処理のいずれかに登録され、福井県内に主たる営業所を持つ事業者です。県税と地方消費税に滞納がないことなども条件になります。
対象地域
福井県
実施機関
福井県 土木部 政策推進グループ(実施・受付:一般社団法人福井県建設業協会)

申請前に知っておきたい注意点

  • 申請の窓口は福井県建設業協会です。事業計画書などは協会に提出し、協会が確認と審査を行います
  • 受付は先着順で、予算枠が上限です。予算の残額により、申請どおりの補助額にならない場合があります。募集チラシには「予算枠残りわずか」とあります
  • 機器の発注やソフトの契約は、交付決定のあとにします。交付決定の日より前に着手した分の支出は、補助の対象になりません
  • 補助の対象期間は、交付決定の日から令和9年1月末日までです。実績報告書は、事業の完了後10日以内に出します
  • 消費税と地方消費税は補助対象経費から除きます。実績報告のときに仕入控除税額が明らかな場合は、その分を減らして報告します
  • 過年度に県の就業環境等改善事業補助金を受けて購入した機器は対象外です
  • 3点セットを揃えることが条件です。付属品等だけの導入は認められません。ソフトやアプリは、アカウントの増設、機能の追加、契約期間の延長が対象外で、ライセンス契約や保守契約は1年間までです
  • 見積書は金額に応じて複数社から取ります(10万円以上で2社、50万円以上で3社)
  • 交付には条件が付きます。県のICT活用工事やDX推進への協力、社内の人材育成や実施体制づくり(国や県が開催する研修への参加など)、県が成果や事例として紹介する場合の協力(その後のヒアリング等を含む)です
  • 実績報告には、ICT活用推進報告書(研修結果など)と、研修等の状況が分かる写真が必要です
  • 補助金で取得した財産は、耐用年数に準じた期間、他の用途への使用、貸し付け、譲渡、担保にすることなどを事前の承認なしにはできません(取得価格が税抜50万円未満のものを除く)
  • 収支の証拠書類は、事業の完了した年度の終了後5年間保存します
  • 事業の完了から5年未満で廃業する場合は、協会への報告が必要で、すでに支払われた補助金の全部または一部の返還を命じられることがあります

申請の手順

  1. 要件を確かめる

    補助金交付要領と補助対象機器の資料を読み、自社が福井県競争入札参加資格者(土木一式・舗装・法面処理)であること、導入するものが3点セットの条件に合うことを確かめます

  2. 見積書を集める

    導入する機器やソフトの見積書、カタログなどを用意します。金額に応じて相見積りが必要です

  3. 事業計画書をつくる

    事業計画書(様式第1号)、収支予算書(様式第2号)、ICT活用推進計画書(様式第3号)を作ります

  4. 協会に提出する

    福井県建設業協会に、必要な資料を添えて提出します

  5. 審査と採択の通知

    協会が確認・審査し、必要に応じて現地調査も行って、採択・不採択を通知します

  6. 補助金の交付申請

    採択の通知を受けたら、補助金交付申請書(様式第4号)に納税証明書を添えて協会に出します

  7. 交付決定と発注

    協会から補助金交付決定の通知が届いてから、機器を発注し、ソフトを契約します

  8. 導入と実績報告

    導入が終わったら、事業の完了後10日以内に実績報告書と支出を証する資料などを出します

  9. 額の確定と補助金の請求

    補助金確定通知書を受け取り、精算払い請求書兼振込依頼書で補助金を請求します

スケジュール

  • 募集期間令和8年9月14日(月)から11月30日(月)まで(先着順。予算枠を上限)
  • 事業計画書の提出期日建設業協会が別に定める期日
  • 補助対象期間交付決定の日から令和9年1月末日まで
  • 実績報告補助事業の完了後10日以内
  • 補助金の支払い補助金の額の確定後、精算払いの請求により支払われる

※ 日程は変更されることがあります。最新の締切は公式サイトでご確認ください。

申請前に準備するもの

  • 事業計画書(様式第1号)
  • 収支予算書(様式第2号)
  • 積算内訳の根拠資料(見積り、カタログ等。10万円以上で2社、50万円以上で3社の相見積り)
  • ICT活用推進計画書(所有機器、活用目標、人材育成)(様式第3号)
  • 補助金交付申請書(様式第4号。採択の通知のあとに提出)
  • 福井県税に滞納がない旨の納税証明書(交付申請時)
  • 消費税および地方消費税に滞納がないことを証明事項とする納税証明書(交付申請時)
  • 補助事業実績報告書(様式第8号。実績報告時)
  • 収支決算書(様式第9号。実績報告時)
  • 支出を証する資料(納品書、請求書、振込依頼書、領収書の写し等)と、導入したICT関連機器の写真(実績報告時)
  • 取得財産等管理台帳(実績報告時)
  • ICT活用推進報告書(研修結果など)(様式第10号)と、研修等の状況が確認できる写真(実績報告時)

何を入れるか、実物で考える

対象になる経費が分かっても、入れるものが決まらないと申請書は書けません。MONOSASHI が作った業務システムを、触れる形で置いています。

最新情報・申請は公式サイトで
出典:福井県公式サイト / 掲載は2026年10月時点。締切・要件・公募状況は変わるため、申請前に必ず公式サイトでご確認ください。
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