DX推進 山形 令和8年度 受付中

令和8年度山形市企業DX推進事業費補助金

勤怠管理や給与管理、議事録作成、OCRといった業務のデジタル化に使うツールの導入費用を、補助対象経費の2/3以内・上限10万円で補助する山形市の制度です。対象は市内に事業所がある従業員50人以下の中小企業と個人事業主で、ソフトの月額・年額の利用料も対象に入ります。

補助上限額
上限10万円(必須事業・任意事業ごとに10万円)
補助率
2/3以内
公募状況
令和8年度 受付中2027年1月29日まで

公式サイトの記載を 2026.08.11 時点で確認しています。

この補助金は、どんな制度か

山形市が、市内の中小企業の生産性を上げることを目的に設けている補助金です。デジタル技術を使って業務の効率化や経営課題の解決に取り組むとき、そのために導入するデジタルツールの費用を、補助対象経費の2/3以内・上限10万円で補助します。窓口は商工観光部の働きやすさ追求室です。

この制度は「ステップ1・2・3」という段階を踏む形になっています。令和8年度に初めて申請する場合の入口は必須事業で、勤怠管理ソフトウェア、勤怠管理に伴う周辺機器(ICカード打刻用機器、指紋認証用装置、静脈認証用装置など)、給与管理ツール、運行管理システム、経費精算ツールが対象です。これに加えて任意事業(1)のペーパーレス化のツール(グループウェア、日報アプリ、業務用クラウド型アルコール検知器、議事録作成ツール、OCR)を一緒に申請することができます。ただし、初めて申請する年に任意事業だけを申請することはできません。任意事業(2)のWEBサイト制作やビジネスチャット、任意事業(3)の予約・顧客管理システムやチャットボットなどは、令和6年度・令和7年度に交付を受けた事業者が次の段階として申請するものになります。

対象になる費用の考え方は、ソフトやツールそのものの導入費に加えて、導入に関わる経費(システム利用料の年払・月払を含む)まで入る点が特徴です。買い切りでなくクラウドのサービスを月額で使う場合でも対象になります。反対に、パソコン、タブレット、スマートフォン、プリンター、複合機などの導入費用は対象外とはっきり書かれています。金額はすべて税抜で見ます。消費税および地方消費税相当額は補助対象になりません。補助金額は補助対象経費の2/3で、千円未満は切り捨てです。

申請のタイミングには注意が必要です。導入する前に申請して、事前に交付決定を受けることが条件になっています。交付決定前に発注・契約・支出した経費は対象になりません。事業は令和9年2月26日までに完了させ、同じ日までに実績報告書を提出します。また、国・県・市・民間団体・企業等からほかの補助金等の交付を受けている事業は対象外で、補助金の交付回数は1事業者につき1回です。予算の範囲内での交付になります。

枠ごとの上限額と補助率

枠・類型上限額補助率対象・条件
必須事業上限10万円2/3以内勤怠管理ソフトウェア、勤怠管理に伴う周辺機器(ICカード打刻用機器、指紋認証用装置、静脈認証用装置等)、給与管理ツール、運行管理システム、経費精算ツールの導入経費
任意事業(1)上限10万円2/3以内グループウェア、日報アプリ等(施工管理アプリを含む)、業務用クラウド型アルコール検知器、議事録作成ツール、OCR(AI OCRを含む)の導入経費。必須事業と一緒に申請する場合に限る
任意事業(2)上限10万円2/3以内WEBサイトの制作・改修・リニューアル、SNSの制作・改修・リニューアル、ビジネスチャット、WEB会議用ツールの導入経費。令和6・7年度に「ステップ1」の交付を受けた場合のみ申請可能
任意事業(3)上限10万円2/3以内予約・顧客管理システム、在庫・販売管理システム、チャットボット、デジタルサイネージの導入経費。令和6年度に「ステップ1」の交付を受けた場合のみ申請可能

※ 枠によって対象になる費用も変わります。申請前に公募要領でご確認ください。

補助の仕組み

もらえる補助額(最大)
10万円
自己負担の割合
約3割
補助率 2/3以内
試算イメージ|対象経費が ¥15万円 の場合※補助を上限まで受け取る例
補助される(もらえる)¥10万円 自己負担(払う)¥5万円

かかった経費のうち 補助率(2/3以内) の分が補助され、残りが自己負担です。補助額は 上限10万円(必須事業・任意事業ごとに10万円) が上限で、上限を超えた経費は自己負担になります。

どんな費用に使えるか

ソフトウェア・クラウド:対象
パソコン・周辺機器:条件つきで対象 条件つき
機械・設備:条件つきで対象 条件つき
ホームページ・EC:条件つきで対象 条件つき
広告・宣伝:記載なし
展示会・販路開拓:記載なし
専門家への謝金・コンサル:記載なし
外注・委託:記載なし
研修・人材育成:記載なし
人件費:記載なし
店舗改装・内装工事:記載なし
車両・運搬具:記載なし
原材料・試作:記載なし
通信費・利用料:条件つきで対象 条件つき
  • ソフトウェア・クラウド:勤怠管理ソフトウェア、給与管理ツール、運行管理システム、経費精算ツール、グループウェア、日報アプリ、議事録作成ツール、OCR(AI OCRを含む)、予約・顧客管理システム、在庫・販売管理システム、チャットボットなどの導入経費が対象。システム利用料(年払・月払)も含まれます
  • パソコン・周辺機器:勤怠管理に伴う周辺機器(ICカード打刻用機器、指紋認証用装置、静脈認証用装置等)は必須事業の対象。ただしパソコン、タブレット、スマートフォン、プリンター、複合機等の導入費用は対象外と明記されています
  • 機械・設備:設備として名前が挙がっているのは業務用クラウド型アルコール検知器(任意事業1)とデジタルサイネージ(任意事業3)で、いずれもデジタルツールに限られます。製造機械などの記載はありません
  • ホームページ・EC:WEBサイトの制作・改修・リニューアル、SNSの制作・改修・リニューアルは任意事業(2)の対象。令和6・7年度に「ステップ1」の交付を受けた事業者のみ申請でき、令和8年度に初めて申請する場合は選べません
  • 通信費・利用料:ビジネスチャット、WEB会議用のツールは任意事業(2)の対象。こちらも令和6・7年度に「ステップ1」の交付を受けた事業者のみ申請できます

チェック=公式に対象と書かれている費用/三角=条件つき(上の注記をご確認ください)/バツ=公式に対象外と書かれている費用/横線=公式サイトに記載が見つからなかった費用。枠や申請類型によって範囲が変わります。最終的な可否は公募要領でご確認ください。

もし、この制度を使うなら

たとえば、山形市内で従業員20人ほどの会社が、いまだにタイムカードを回収して手作業で集計している場合。月末に2日がかりで集計し、給与計算に転記して、そこで間違いが見つかればまた遡って確認する。この時間を減らしたい、というのがこの補助金の入口になります。必須事業が勤怠管理ツールの導入から始まる設計なのは、そこが多くの会社で最初に詰まる場所だからだと読めます。

公式の収支予算書の作成例では、必須事業で勤怠管理ソフトウェアに180,000円(税抜)、任意事業で議事録作成ツールに126,900円(税抜)をかけたケースが示されています。必須事業は180,000円×2/3=120,000円ですが上限が10万円なので補助金は100,000円。任意事業は126,900円×2/3で千円未満を切り捨てて84,000円。合わせて184,000円が補助され、自己資金は122,900円という計算です。総額306,900円のうち4割ほどを自分で出す形になります。

打刻のICカードリーダーのような周辺機器も必須事業の対象に入るので、ソフトと機器をまとめて入れ替えることができます。一方でパソコンやタブレットは対象外なので、端末の買い替えを兼ねようとすると計算が合いません。ソフトの月額利用料が対象に入るのは、初期費用の小さいクラウドのサービスを選びたい会社には使いやすいところです。まず必須事業で勤怠まわりを片づけ、翌年度以降にWEBサイトや予約・顧客管理へ進む、という順番が想定されている制度でもあります。

こんな会社におすすめ 勤怠管理をタイムカードや手集計で回している従業員が50人以下山形市内に事業所がある月額のクラウドサービスから小さく始めたい議事録や紙書類のデジタル化を進めたい

※ MONOSASHI編集部による活用イメージです。実際の対象可否は公式サイトでご確認ください。

対象になる会社

  • 山形市内に事業所を有していること
  • 従業員の数が1人以上50人以下の中小企業者、または個人事業主であること
  • 令和8年度に初めて申請する場合は、必須事業(勤怠管理ツール等の導入)で交付申請を行うこと。任意事業のみの申請はできない
  • 任意事業(2)は、令和6年度・令和7年度に「ステップ1」の交付を受けた事業者のみ申請できる
  • 任意事業(3)は、令和6年度に「ステップ1」の交付を受けた事業者のみ申請できる
  • 国、県、市、民間団体、企業等からの補助金等の交付を受けていない事業であること
  • 補助金の交付決定後に着手し、令和9年2月26日までに完了する事業であること
  • 補助金の交付は1補助対象者につき1回まで
  • 性風俗関連特殊営業を行う者、暴力団員等、政治団体、宗教上の組織または団体でないこと

※ すべての条件を満たす必要があります。判断に迷うときは実施機関の窓口にご確認ください。

対象・実施機関

対象
山形市内に事業所を有する中小企業者(従業員の数が1人以上50人以下)および個人事業主。性風俗関連特殊営業を行う者、暴力団員等、政治団体、宗教上の組織または団体は対象外です。
対象地域
山形県山形市
実施機関
山形市 商工観光部 働きやすさ追求室

申請前に知っておきたい注意点

  • 導入する前に申請し、事前に交付決定を受ける必要があります。交付決定前に発注、契約、支出した経費は対象になりません
  • パソコン、タブレット、スマートフォン、プリンター、複合機等の導入費用は補助対象外です
  • 補助対象経費は税抜価格で見ます。消費税および地方消費税相当額は対象外です
  • 補助金額は補助対象経費の2/3で、千円未満の端数は切り捨てになります
  • 国、県、市、民間団体、企業等からほかの補助金等の交付を受けている事業は対象外です
  • 補助金の交付回数は1補助対象者につき1回です
  • 事業は令和9年2月26日までに完了させる必要があります
  • 令和8年度に初めて申請する場合、任意事業だけの申請はできません
  • 実績報告では、請求書等・領収書等の写しに加え、機器を設置した場合は設置後の写真と型番が分かる写真が必要です
  • 補助対象事業費の20%を超える増減を伴う変更は、事前に変更承認申請が必要です
  • 関係書類および帳簿書類は、事業完了の日の属する年度の翌年度から起算して5年間保存します
  • 予算の範囲内での交付になります

申請の手順

  1. 交付申請書の提出

    市のページから様式をダウンロードし、必要書類とともに働きやすさ追求室へ提出します

  2. 審査・交付決定

    提出した書類を山形市が審査します。交付決定を受けてから事業に着手します

  3. 事業の実施

    デジタルツールを導入し、経費の支払いまで済ませます

  4. 実績報告書の提出

    事業が完了したら、実績報告書に請求書等・領収書等の写し、収支精算書などを添えて提出します

  5. 補助金の支給

    実績報告書と請求書の提出・審査を経て、申請者の口座に振り込まれます

スケジュール

  • 交付要綱の施行令和8年4月1日
  • 申請受付期限令和9年1月29日(金曜)まで
  • 事業の完了期限令和9年2月26日まで
  • 実績報告書の提出期限令和9年2月26日まで
  • 交付の枠予算の範囲内

※ 日程は変更されることがあります。最新の締切は公式サイトでご確認ください。

申請前に準備するもの

  • 令和8年度山形市企業DX推進事業費補助金交付申請書(別記様式第1号)
  • 山形市企業DX推進事業計画書(別記様式第2号)
  • 収支予算書(別記様式第3号)
  • 事業所の所在地等を証明する書類(納税通知書等。交付要綱では発行後3か月以内の履歴事項全部証明書、登記簿謄本等、個人事業主の場合は開業届出書の写し等)
  • 従業員の数を証明する書類(厚生年金保険または健康保険の標準報酬月額決定通知書の写し、労働保険概算・確定保険料申告書(控え)の写し、賃金台帳等)
  • 補助対象経費に係る見積書の写し
  • 反社会的勢力排除に関する誓約書(別記様式第4号)

何を入れるか、実物で考える

対象になる経費が分かっても、入れるものが決まらないと申請書は書けません。MONOSASHI が作った業務システムを、触れる形で置いています。

最新情報・申請は公式サイトで
出典:山形市公式サイト / 掲載は2026年8月時点。締切・要件・公募状況は変わるため、申請前に必ず公式サイトでご確認ください。
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