射水市中小企業支援事業補助金
射水市が、市内の中小企業を経営の段階に合わせて支えるための補助金です。創業、商店街等への新規出店、販路拡大、専門家の活用、新商品開発、インターネットでの販路開拓、買い物支援という7つのメニューがあり、自社の取り組みに合うものを選んで使う形になっています。
公式サイトの記載を 2026.08.10 時点で確認しています。
この補助金は、どんな制度か
射水市は、市内経済の中心的な役割を担う中小企業を支援するため、経営活動のライフステージに合わせた補助制度をまとめて用意しています。この「中小企業支援事業補助金」は単独の制度ではなく、目的の違う7つの補助金を束ねた案内で、どれを使うかは自社が今どの段階にいるかで変わります。
創業まわりでは、創業する方や創業2年以内の方を対象にした創業支援事業補助金(補助率1/2、限度額50万円)と、商店街等に新規出店した、あるいは出店後1年以内の事業者を対象にした商店街等新規出店事業補助金(補助率1/2、限度額100万円、創業者の場合は130万円)があります。今回の一覧の中では、この出店の枠がいちばん大きい金額になっています。
売り先を広げる側では、県外や海外で開かれるビジネスマッチングや展示会等に出展する事業者向けの販路拡大支援事業補助金(補助率1/2、限度額は県外30万円、国外50万円)と、インターネットを使って自社の製品やサービスの販路開拓を行う事業者向けのIT活用支援事業補助金(補助率1/2、限度額10万円。既存サイトの改善の場合は3万円)が並びます。ホームページを新しく作るのか、今あるサイトに手を入れるのかで、上限が10万円と3万円に分かれる点は先に押さえておきたいところです。
このほか、経営や技術の改善のために専門家派遣事業を使った場合の専門家活用支援事業補助金(補助率1/2、限度額3万円)、新商品開発を行う事業者向けの新商品開発支援事業補助金、市内で買い物支援事業を行う事業者向けの買い物支援事業補助金(補助率1/3、限度額50万円)があります。新商品開発支援事業補助金については、案内ページに補助率と限度額の記載がありません。
案内には、創業支援、商店街等新規出店、販路拡大、専門家活用、IT活用、買い物支援の各補助金が「随時募集」と書かれています。利用にあたっては、商工企業立地課のほか、射水商工会議所、射水市商工会にも問い合わせできると案内されています。
枠ごとの上限額と補助率
| 枠・類型 | 上限額 | 補助率 | 対象・条件 |
|---|---|---|---|
| 創業支援事業補助金 | 限度額50万円 | 1/2 | 創業する方、創業2年以内の方 |
| 商店街等新規出店事業補助金 | 限度額100万円(創業者の場合130万円) | 1/2 | 商店街等に新規出店、または出店後1年以内の事業者 |
| 販路拡大支援事業補助金 | 県外30万円、国外50万円 | 1/2 | 県外・海外で開催されるビジネスマッチングや展示会等に出展する事業者 |
| 専門家活用支援事業補助金 | 限度額3万円 | 1/2 | 専門家派遣事業を活用して経営・技術等の改善を図る事業者 |
| 新商品開発支援事業補助金 | - | - | 新商品開発を行う事業者 |
| IT活用支援事業補助金 | 限度額10万円(既存サイトの改善の場合は3万円) | 1/2 | インターネットを利用して自社製品やサービス等の販路開拓を行う事業者 |
| 買い物支援事業補助金 | 限度額50万円 | 1/3 | 市内で買い物支援事業を行う事業者 |
※ 枠によって対象になる費用も変わります。申請前に公募要領でご確認ください。
補助の仕組み
かかった経費のうち 補助率(1/2(買い物支援事業補助金は1/3)) の分が補助され、残りが自己負担です。補助額は 枠により異なる が上限で、上限を超えた経費は自己負担になります。
どんな費用に使えるか
- ホームページ・EC:IT活用支援事業補助金が、インターネットを利用した自社製品やサービスの販路開拓を対象にしています。新規は限度額10万円、既存サイトの改善は3万円です。
- 展示会・販路開拓:販路拡大支援事業補助金が、県外・海外で開催されるビジネスマッチングや展示会等への出展を対象にしています(県外30万円、国外50万円)。
- 専門家への謝金・コンサル:専門家活用支援事業補助金が、専門家派遣事業を活用して経営・技術等の改善を図る場合を対象にしています(限度額3万円)。
チェック=公式に対象と書かれている費用/三角=条件つき(上の注記をご確認ください)/バツ=公式に対象外と書かれている費用/横線=公式サイトに記載が見つからなかった費用。枠や申請類型によって範囲が変わります。最終的な可否は公募要領でご確認ください。
もし、この制度を使うなら
たとえば射水市で長く続けている小売店や製造業の会社が、注文の受け方を電話とFAXから変えたい、と考えているとします。この一覧の中で近いのはIT活用支援事業補助金で、インターネットを使って自社の製品やサービスの販路を開くための取り組みが対象です。新しくサイトを立ち上げるなら限度額10万円、今のサイトに手を入れるなら3万円と、金額の大きさは控えめです。
仮に20万円で商品ページと問い合わせフォームを整えた場合、補助率1/2で10万円、限度額も10万円なので、受け取れるのは10万円、自己負担は10万円という計算になります。既存サイトの改善として12万円をかけた場合は、1/2なら6万円ですが限度額3万円が効いて、補助は3万円、自己負担が9万円です。設備を丸ごと入れ替えるような制度ではなく、最初の一歩の費用を軽くする性格の補助金だと考えておくと、見込み違いが起きにくいと思います。
もう少し大きく動かすなら、ほかの枠との組み合わせが視野に入ります。商店街に店を出すところなら商店街等新規出店事業補助金(限度額100万円、創業者なら130万円)、県外や海外の展示会で新しい取引先を探すなら販路拡大支援事業補助金(県外30万円、国外50万円)、進め方そのものを相談したいなら専門家派遣事業を使ったうえでの専門家活用支援事業補助金(限度額3万円)という並びです。どれも随時募集なので、年度の締切に追われるより、社内の準備が整った順に窓口へ相談する進め方が合いそうです。
※ MONOSASHI編集部による活用イメージです。実際の対象可否は公式サイトでご確認ください。
対象になる会社
- 射水市内の中小企業であること
- 創業支援事業補助金は、創業する方または創業2年以内の方
- 商店街等新規出店事業補助金は、商店街等に新規出店した事業者、または出店後1年以内の事業者
- 販路拡大支援事業補助金は、県外・海外で開催されるビジネスマッチングや展示会等に出展する事業者
- 専門家活用支援事業補助金は、専門家派遣事業を活用した事業者
- 新商品開発支援事業補助金は、新商品開発を行う事業者
- IT活用支援事業補助金は、インターネットを利用して自社製品やサービス等の販路開拓を行う事業者
- 買い物支援事業補助金は、市内で買い物支援事業を行う事業者
※ すべての条件を満たす必要があります。判断に迷うときは実施機関の窓口にご確認ください。
対象・実施機関
- 対象
- 射水市内の中小企業。創業する方や創業2年以内の方、商店街等に新規出店した事業者、県外・海外の展示会に出る事業者、インターネットで販路開拓を行う事業者など、枠ごとに対象が決まっています。
- 対象地域
- 富山県射水市
- 実施機関
- 射水市 産業経済部 商工企業立地課
申請前に知っておきたい注意点
- 7つのメニューで補助率も限度額も違います。使いたい枠の詳細ページで条件を確認してください。
- IT活用支援事業補助金は、新しく取り組む場合の限度額10万円に対し、既存サイトの改善は3万円と差があります。
- 買い物支援事業補助金だけ補助率が1/3で、ほかの枠(1/2)と異なります。
- 新商品開発支援事業補助金は、この案内ページに補助率と限度額の記載がありません。金額は詳細ページか担当課で確認が必要です。
- 利用にあたっては、商工企業立地課、射水商工会議所、射水市商工会に問い合わせるよう案内されています。
申請の手順
使う枠を決める
創業支援、商店街等新規出店、販路拡大、専門家活用、新商品開発、IT活用、買い物支援の7つから、自社の取り組みに当てはまるものを選びます。
窓口に相談する
商工企業立地課、射水商工会議所、射水市商工会のいずれかに問い合わせます。案内ページでも相談が呼びかけられています。
枠ごとの詳細を確認する
各補助金には個別の案内ページがあります。対象、補助率、限度額はそちらで確認します。
申請する
創業支援、商店街等新規出店、販路拡大、専門家活用、IT活用、買い物支援は随時募集です。
スケジュール
- 創業支援事業補助金随時募集
- 商店街等新規出店事業補助金随時募集
- 販路拡大支援事業補助金随時募集
- 専門家活用支援事業補助金随時募集
- IT活用支援事業補助金随時募集
- 買い物支援事業補助金随時募集
- 新商品開発支援事業補助金募集時期の記載なし
- 案内ページの更新2025年6月2日
※ 日程は変更されることがあります。最新の締切は公式サイトでご確認ください。
申請の前に、読んでおきたいこと
制度の中身とは別に、補助金そのものの仕組みで引っかかりやすいところがあります。
何を入れるか、実物で考える
対象になる経費が分かっても、入れるものが決まらないと申請書は書けません。MONOSASHI が作った業務システムを、触れる形で置いています。