令和8年度宮津市中小企業賃上げ実現支援補助金
京都府の「京都府中小企業賃上げ実現緊急支援事業費補助金」の額の確定を受けた事業者に、宮津市が上乗せで補助する制度です。賃上げと事業計画に基づく取組にかかった経費のうち、府の補助を差し引いた自己負担額の1/2以内を市が補助します。
公式サイトの記載を 2026.08.11 時点で確認しています。
この補助金は、どんな制度か
京都府の「京都府中小企業賃上げ実現緊急支援事業費補助金」を使った会社に、宮津市が上乗せする形の制度です。府の補助金を受けたあとに残る自己負担額の1/2以内を、市が補助します。公式ページには、対象経費が100万円で府の補助率が1/2だった場合、残りの自己負担額50万円の1/2にあたる25万円を市が補助する、という例が示されています。
対象になるのは、業種ごとに応じた賃上げと、事業計画に基づく取組に要する経費です。公式ページはその例として、機械設備購入費とコンサル委託費(専門家への委託費)を挙げています。市の補助額そのものの上限額は、公式ページには記載がありません。
府の補助率は業種と規模で分かれています。重点支援業種は中小企業者が2/3、小規模事業者が3/4。それ以外の業種は中小企業者が1/2、小規模事業者が2/3です。府の補助率が高いほど自己負担額は小さくなり、市の補助額もその分小さくなります。
順番が決まっている制度です。先に府の補助金を申請し、取組を終えて実績を報告し、府から額の確定を受ける。その確定日から市の募集期間が始まります。取組そのものの対象期間は、府の交付決定日から令和8年11月13日(金曜日)まで。市への申請期限は令和9年1月29日(金曜日)です。
提出先は宮津市役所別館の商工観光課商工係で、郵送(必着)か持参のどちらかになります。電子申請の案内は公式ページにありません。
補助の仕組み
この制度は補助金ではなく、設備の割賦販売・リースです。実施機関が設備を購入し、長期・低利で分割提供します。まとまった初期投資をならして、月々の負担で導入できるのが特徴です。
どんな費用に使えるか
- 機械・設備:事業計画に基づく取組に要する経費の例として、機械設備購入費が公式に挙げられています
- 専門家への謝金・コンサル:コンサル委託費が公式に対象経費の例として挙げられています
チェック=公式に対象と書かれている費用/三角=条件つき(上の注記をご確認ください)/バツ=公式に対象外と書かれている費用/横線=公式サイトに記載が見つからなかった費用。枠や申請類型によって範囲が変わります。最終的な可否は公募要領でご確認ください。
もし、この制度を使うなら
たとえば宮津市内で製造や食品加工をしている会社が、時給を引き上げるのに合わせて、手作業で回していた工程に機械を1台入れるとします。府の補助金の事業計画に「賃上げと、その原資をつくるための設備導入」として書き込み、府の交付決定を受けてから導入する、という順番になります。
公式ページの例に沿って考えると、設備とコンサル委託費を合わせた対象経費が100万円、府の補助率が1/2(重点支援業種以外の中小企業者)なら、府から50万円。残る自己負担50万円の1/2にあたる25万円を宮津市が補助します。手元から出るのは25万円です。府の補助率が2/3の業種であれば府から約66万円、自己負担は約33万円となり、市の補助はその半分、約16万円になります。
減るのは、賃上げの原資をどう捻出するかという悩みと、設備を入れたあとの人手のかかる工程です。機械の運用を覚える手間や、コンサルに委託して事業計画をまとめる期間は別途かかります。府の額の確定を待ってから市へ申請するため、市の補助金が入金されるのは取組が終わってしばらく先になる点も、資金繰りの計画に入れておくとよさそうです。
※ MONOSASHI編集部による活用イメージです。実際の対象可否は公式サイトでご確認ください。
対象になる会社
- 「京都府中小企業賃上げ実現緊急支援事業費補助金」の額の確定を受けていること
- 宮津市内に事業所を有する中小企業者等であること
- 業種ごとに応じた賃上げを行い、事業計画に基づく取組に経費を支出していること
※ すべての条件を満たす必要があります。判断に迷うときは実施機関の窓口にご確認ください。
対象・実施機関
- 対象
- 「京都府中小企業賃上げ実現緊急支援事業費補助金」の額の確定を受けている、宮津市内に事業所を有する中小企業者等。
- 対象地域
- 京都府宮津市
- 実施機関
- 宮津市 商工観光課商工係
申請前に知っておきたい注意点
- 先に京都府の補助金を申請し、額の確定を受けていることが前提です。市への申請だけを単独で行うことはできません
- 取組の対象期間は、京都府補助金の交付決定日から令和8年11月13日(金曜日)までです
- 市の募集期間は、京都府補助金の額の確定日から令和9年1月29日(金曜日)までです
- 補助額は「対象経費 - 府の補助額」で残る自己負担額に対して計算されます。対象経費の1/2ではありません
- 提出方法は郵送(必着)か持参の2通りです
- 京都府補助金の交付申請書・実績報告書・交付決定通知書・額の確定通知書の写しが必要になるため、府への提出書類は手元に控えを残しておくと申請が早くなります
申請の手順
京都府の補助金に申請する
「京都府中小企業賃上げ実現緊急支援事業費補助金」に申請し、交付決定を受けます
賃上げと取組を実施する
府の交付決定日から対象期間の終わりまでに、業種に応じた賃上げと、事業計画に基づく取組を行います
京都府の額の確定を受ける
府へ実績を報告し、額の確定通知書を受け取ります。この確定日から市の募集期間が始まります
宮津市へ交付申請する
交付申請書に、府の補助金に関する書類の写しを添えて、宮津市役所 商工観光課商工係へ郵送(必着)または持参で提出します
スケジュール
- 取組の対象期間京都府補助金の交付決定日から令和8年11月13日(金曜日)まで
- 市の募集開始京都府補助金の額の確定日
- 市の申請締切令和9年1月29日(金曜日)
※ 日程は変更されることがあります。最新の締切は公式サイトでご確認ください。
申請前に準備するもの
- 宮津市中小企業賃上げ実現支援補助金 交付申請書
- 京都府補助金の交付申請書及び実績報告書の写し(添付資料含む)
- 京都府補助金交付決定通知書及び額の確定通知書の写し
- その他市長が必要を求める書類
申請の前に、読んでおきたいこと
制度の中身とは別に、補助金そのものの仕組みで引っかかりやすいところがあります。
何を入れるか、実物で考える
対象になる経費が分かっても、入れるものが決まらないと申請書は書けません。MONOSASHI が作った業務システムを、触れる形で置いています。