生産性向上 京都 令和8年度 受付中

舞鶴市みらい投資支援補助金

物価高の影響を受けている舞鶴市内の中小企業者に向けて、経営基盤の強化や事業継続につながる取り組みの費用を補助する制度です。広告宣伝、省エネルギー機器の導入、商品開発、販路開拓、人材育成、生産性向上など9つの分野が対象で、一般枠は上限30万円、賃上げ実施枠は上限50万円です。

補助上限額
上限50万円(一般枠30万円/賃上げ実施枠50万円)
補助率
2/3以内(千円未満切り捨て)
公募状況
令和8年度 受付中2026年12月25日まで(予算に達し次第終了)

公式サイトの記載を 2026.08.11 時点で確認しています。

この補助金は、どんな制度か

物価高で仕入れや経費の負担が増えている舞鶴市内の事業者に向けて、市が用意している補助金です。使いみちは設備に限られておらず、(1)広告宣伝、(2)省エネルギー機器の導入、(3)商品開発、(4)販路開拓、(5)人材育成・確保、(6)経営再建・事業継続、(7)生産性向上、(8)売上原価の抑制、(9)副業・兼業人材の活用という9つの分野が挙げられています。負担の軽減と、経営基盤の強化・事業継続につながる取り組みの後押しを、あわせて狙いに置いた制度です。

補助率は補助対象経費の3分の2以内(千円未満切り捨て)。上限は一般枠が30万円、賃上げ実施枠が50万円です。賃上げ実施枠を使う場合は、令和7年9月末時点の給与と令和8年4月以降の月を比べて、事業完了までに従業員の給与を2.0%以上引き上げることが条件になります。ここでいう給与は基本給のみが対象です。令和7年9月以降の任意の月と比べて、すでに賃上げを実施済みの場合も対象になります。

対象にならない経費は細かく並んでいます。事務所の家賃や敷金・光熱水費、雑誌購読料や団体の会費、飲食・接待、不動産や車両の購入・修理・車検、役員報酬と人件費、振込手数料、公租公課、保険料、借入金の利息、旅費、無料配布の記念品の作成費、消耗品のみを購入する事業、既存設備の撤去・処分費などです。パソコンやタブレット、スマートフォンのように、汎用性があって補助対象事業に使うと明確に特定できないものも認められません。ホームページの保守料(サーバー・ドメイン代など)やオンラインショップの継続料といった、すでに経常的に発生している費用も外れます。

動き出す順番には注意が要ります。原則として交付決定を受けてから発注・契約・購入を行い、令和9年1月29日(金)までに納品と支払いが完了する事業が対象です。先に着手したい場合は事前着手届を出せば交付決定前でも進められますが、不交付になったり交付決定額が申請額に届かなかったりしても異議は認められない、と明記されています。国や京都府などの補助金を受けている、または申請中の事業も対象外です。申請額が予算額に達した場合は、募集期間の途中でも受付は終了します。

枠ごとの上限額と補助率

枠・類型上限額補助率対象・条件
一般枠30万円2/3以内舞鶴市内の中小企業者が行う、経営基盤の強化・事業継続につながる9分野の事業
賃上げ実施枠50万円2/3以内上記に加えて、事業完了までに従業員の基本給を2.0%以上引き上げる事業者

※ 枠によって対象になる費用も変わります。申請前に公募要領でご確認ください。

補助の仕組み

もらえる補助額(最大)
50万円
自己負担の割合
約3割
補助率 2/3以内(千円未満切り捨て)
試算イメージ|対象経費が ¥75万円 の場合※補助を上限まで受け取る例
補助される(もらえる)¥50万円 自己負担(払う)¥25万円

かかった経費のうち 補助率(2/3以内(千円未満切り捨て)) の分が補助され、残りが自己負担です。補助額は 上限50万円(一般枠30万円/賃上げ実施枠50万円) が上限で、上限を超えた経費は自己負担になります。

どんな費用に使えるか

ソフトウェア・クラウド:記載なし
パソコン・周辺機器:対象外
機械・設備:対象
ホームページ・EC:条件つきで対象 条件つき
広告・宣伝:対象
展示会・販路開拓:記載なし
専門家への謝金・コンサル:記載なし
外注・委託:記載なし
研修・人材育成:対象
人件費:対象外
店舗改装・内装工事:記載なし
車両・運搬具:対象外
原材料・試作:条件つきで対象 条件つき
通信費・利用料:記載なし
  • 広告・宣伝:対象事業の(1)に広告宣伝に関する事業が挙げられています。ただし無料配布の記念品などの作成費用は対象外です。
  • 機械・設備:対象事業の(2)に省エネルギー機器の導入に関する事業が挙げられています。既存設備の撤去・処分に要する費用は対象外です。
  • 研修・人材育成:対象事業の(5)に人材育成・確保に関する事業が挙げられています。
  • ホームページ・EC:ホームページの保守料(サーバー・ドメイン代など)やオンラインショップの継続料(更新料)など、すでに経常的に発生している費用は対象外とされています。
  • 原材料・試作:消耗品のみを購入する事業は対象外とされています。
  • パソコン・周辺機器:パソコン、タブレット、スマートフォンなど、汎用性があり補助対象事業に使用すると明確に特定できないものは対象外と明記されています。
  • 車両・運搬具:自動車等の車両購入費・修理費・車検費用は対象外と明記されています。
  • 人件費:役員報酬、人件費は対象外と明記されています。

チェック=公式に対象と書かれている費用/三角=条件つき(上の注記をご確認ください)/バツ=公式に対象外と書かれている費用/横線=公式サイトに記載が見つからなかった費用。枠や申請類型によって範囲が変わります。最終的な可否は公募要領でご確認ください。

もし、この制度を使うなら

たとえば、舞鶴市内で20人ほどが働く食品加工の会社。冷蔵設備が古く電気代がかさんでいて、受注は電話とファクスで受けたあと手書きの伝票を回している、という状態を思い浮かべてみます。この制度は対象事業として省エネルギー機器の導入と生産性向上を並べているので、こうした「毎月の負担が重い設備」と「手で回している作業」のどちらから手をつけるかを選べます。どこまでが対象になるかは申請要領に具体例が載っているので、見積もりを取る前に一度目を通しておく順番になります。

金額の感覚をつかんでおきます。対象経費が45万円なら、3分の2で30万円。一般枠の上限とちょうど同じ額なので、手元からの持ち出しは15万円です。賃上げ実施枠を使い、対象経費が75万円かかる場合は、3分の2で50万円が上限いっぱい。残りの25万円が自己負担になります。従業員の基本給を2.0%以上引き上げる予定があるなら、同じ取り組みでも受け取れる額が20万円変わる計算です。

進め方でつまずきやすいのは、順番のほうかもしれません。交付決定より前に発注してしまうと、その経費は認められません(事前着手届を出す方法はありますが、不交付になったときの異議は認められないと書かれています)。パソコンやタブレットのように汎用性のあるものも外れるので、機器そのものを買い替えるより、特定の業務に使う設備やしくみに寄せた計画のほうが、説明はしやすくなります。支払いまで令和9年1月29日に間に合うか、納期も含めて逆算しておくと安心です。

こんな会社におすすめ 舞鶴市内に事業所がある物価高で経費の負担が増えている従業員の給与を引き上げる予定がある古い設備を入れ替えたい広告や販路の見直しを考えている

※ MONOSASHI編集部による活用イメージです。実際の対象可否は公式サイトでご確認ください。

対象になる会社

  • 舞鶴市内に事業所を有する中小企業者であること
  • 個人事業主は、舞鶴市内に住民登録があること
  • 会社(株式会社・有限会社・合同会社・合資会社)、士業法人、個人事業主で、中小企業基本法の規模要件に当てはまること(製造業その他:資本金3億円以下または従業員300人以下、卸売業:1億円以下または100人以下、小売業:5千万円以下または50人以下、サービス業:5千万円以下または100人以下)
  • 市税を滞納していないこと
  • 農林水産業を営む方でないこと
  • 舞鶴市暴力団排除条例に規定する暴力団員等および暴力団密接関係者でないこと
  • 社会福祉法人、医療法人、特定非営利活動法人、一般社団・財団法人、公益社団・財団法人、学校法人などは対象外
  • 賃上げ実施枠は、令和7年9月末時点の給与と令和8年4月以降の月を比べて、事業完了までに従業員の基本給を2.0%以上引き上げること

※ すべての条件を満たす必要があります。判断に迷うときは実施機関の窓口にご確認ください。

対象・実施機関

対象
舞鶴市内に事業所を有する中小企業者(会社、士業法人、個人事業主)。個人事業主は舞鶴市内に住民登録があることが条件で、市税を滞納している方、農林水産業を営む方、社会福祉法人や医療法人、NPO法人などは対象外です。
対象地域
京都府舞鶴市
実施機関
舞鶴市 産業振興部商工・観光振興課(申請先は舞鶴商工会議所)

申請前に知っておきたい注意点

  • 交付決定を受けてから発注・契約・購入を行い、令和9年1月29日(金)までに納品と支払いが完了する事業が対象です
  • 交付決定を受ける前に着手した経費、補助事業期間の後に支払った経費は一切認められません
  • 事前着手届を提出すれば交付決定前の着手ができますが、不交付が決定した場合や交付決定額が申請額に達しない場合でも異議は認められません
  • 国や京都府等の補助金の交付を受けている、もしくは申請中の事業は対象になりません
  • 交付申請額が予算額に達した場合は、募集期間に関わらず受付が終了します
  • 補助額は補助対象経費の3分の2以内で、千円未満は切り捨てになります
  • 申請書類は郵送ではなく、舞鶴商工会議所の窓口へ直接持参します
  • 賃上げ実施枠で賃上げが難しいと判明した場合は、変更承認申請書で一般枠への変更を申請します
  • 実績報告では、領収書と明細の分かる請求書の写し、導入前後の写真など事業の実施が確認できる資料が必要です
  • 賃金台帳を提出するときは、振込口座やマイナンバーなどの個人情報を黒塗りするなどして見えないようにします
  • 事業に要する経費は、できる限り市内事業者へ発注・契約するよう心がけるとされています

申請の手順

  1. 申請書類をそろえる

    提出物等チェックシート、交付申請書、事業計画書、見積書、法人は登記事項証明書の写し、個人は直近の確定申告書、市税の滞納のない証明を用意します。賃上げ実施枠は賃上げ状況確認書または誓約書も添えます。

  2. 舞鶴商工会議所の窓口へ持参する

    申請書類は、舞鶴市字浜66 舞鶴市商工観光センター3階の舞鶴商工会議所へ直接持参します。

  3. 交付決定を受ける

    交付決定を受けてから、発注・契約・購入を行います。それより前に着手したい場合は、事前着手届を提出します。

  4. 事業を実施する

    計画した事業を進め、納品と支払いまでを済ませます。導入前後の写真や成果物など、実施が確認できる資料を残しておきます。

  5. 実績報告を提出する

    提出物チェックシート、実績報告書、事業報告書、振込口座届出書、支払いが確認できる書類、事業の実施が確認できる資料を提出します。賃上げ実施枠で申請時に賃上げが未実施だった場合は、賃上げ状況確認書と賃金台帳等も添えます。

スケジュール

  • 募集期間令和8年5月18日(月)〜12月25日(金)
  • 受付終了の条件交付申請額が予算額に達した場合は、募集期間に関わらず受付終了
  • 事業の完了期限令和9年1月29日(金)までに納品等と支払が完了すること
  • 実績報告の期限事業終了後30日以内、または令和9年1月29日(金)のいずれか早い日

※ 日程は変更されることがあります。最新の締切は公式サイトでご確認ください。

申請前に準備するもの

  • 提出物等チェックシート
  • 交付申請書
  • 事業計画書
  • 事前着手届(交付決定日より前に着手する場合のみ)
  • 【法人】登記事項証明書(履歴(現在)全部事項証明書)の写し
  • 【個人】直近の確定申告書 第一表(創業間もない場合は開業届および直近の売上台帳の写し)
  • 見積書
  • 市税の滞納のない証明(発行後3ヶ月以内のもの)
  • 【賃上げ実施枠・実施済】賃上げ状況確認書
  • 【賃上げ実施枠・実施済】賃金台帳または給与明細の写し(賃上げ要件を達成した任意の1名分)
  • 【賃上げ実施枠・未実施】賃上げに関する誓約書

何を入れるか、実物で考える

対象になる経費が分かっても、入れるものが決まらないと申請書は書けません。MONOSASHI が作った業務システムを、触れる形で置いています。

最新情報・申請は公式サイトで
出典:舞鶴市公式サイト / 掲載は2026年8月時点。締切・要件・公募状況は変わるため、申請前に必ず公式サイトでご確認ください。
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